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深沢紅子「ワスレナグサ」1991

住所
〒389-0111 軽井沢町大字長倉217
TEL
0267(45)3662 
FAX
0267(45)6466
開館時間
9:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日
冬期休館日あり
料金
一般・高大生700(630)円/小中生400(360)円/(20名以上)
駐車場
220台(500円・無料期間あり)
交通アクセス
上信越道碓氷軽井沢ICより車15分。しなの鉄道中軽井沢駅よりタクシー7分。町内循環バス「塩沢湖」下車、徒歩約3分。

軽井沢のアトリエで描いた
野に咲く草花の水彩画

可憐な野の花を描いた作品

 深沢紅子【ふかざわこうこ】(1903~1993)は岩手県盛岡市生まれ。東京女子美術学校(現女子美術大学)を卒業後、同郷の画家深沢省三と結婚。大正14(1925)年の第12回二科展には『花』『台の上の花』を初出展し、女性として唯一入選するなど洋画家として活躍しました。昭和39(1964)年ころから旧軽井沢の堀辰雄1412番山荘をアトリエとして使い、アサマキスゲ・マツムシソウ・サクラソウなど多くの野の花の水彩画を描きました。
 この紅子の描いた野の花などの水彩画を中心に油彩、リトグラフ、墨絵や、紅子の愛蔵品などを展示。ほかに紅子のアトリエの再現や、紅子の夫である深沢省三の水彩画などの作品も展示しています。
 紅子が軽井沢で創作活動をするきっかけとなったのは、津村信夫【つむらのぶお】、立原道造【たちはらみちぞう】、堀辰雄【ほりたつお】らとの出会いでした。信夫も道造も辰雄も、軽井沢ゆかりの文人です。

国登録有形文化財の建物

 建物は明治44(1911)年に建築された旧軽井沢郵便局舎を移築復元したもの。明治四十四年館と呼ばれ、ペパーミント・グリーンの外壁の2階建ての洋風建築です。1階にはミュージアムショップとレストラン「ソネット」があります。ミュージアムショップでは絵はがきや複製画などを販売、レストランでは旬の高原野菜を使ったパスタなどが味わえます。

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ミュージアムショップ

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展示風景

深沢紅子野の花美術館の企画展・イベント情報

主な展示品

該当する展示品はありません