菖蒲沢瓦塔
歴史ある日本有数の遺跡
平出遺跡【ひらいでいせき】は、昭和25(1950)年からの発掘調査により、縄文中期~平安時代までの多くの住居跡が発見され、土器・石器・鉄器類が多数発掘されました。昭和27年には国史跡に指定された歴史ある遺跡です。この出土品を中心に、塩尻市の歴史や民俗資料を展示しています。
考古資料展示室では、縄文早期・前期・中期・後期・晩期の土器をそれぞれの時代に分けて並べ、点滅させてどの時代の土器か見分けがつくように展示しています。そのほか焼町土器の名前ともなった焼町遺跡の出土品、県宝である柴宮銅鐸などを展示しています。
2階には山と生活に関する用具や、農具の移り変わりなど、塩尻の民俗を紹介。
古代展示室では、奈良時代に造られた高さ232センチの全国最大の菖蒲沢瓦塔【しょうぶざわがとう】などを展示しています。
竪穴式住居が並ぶ公園
館の周辺には古墳があり、古代のものとしては全国で初めて復元された竪穴住居や、菖蒲沢瓦塔を焼いた窯跡も復元されています。
徒歩5分ほどのところには、遺跡の保護・活用のため整備された平出遺跡公園があり、縄文・古墳・平安の各時代の集落を復元しています。
平出遺跡展示室
塩尻の原始展示室
該当する展示品はありません