1階常設展示室「山と人」展示風景
山と登山と動植物の展示
雄大な北アルプスに抱かれた大町に山岳博物館が誕生したのは、昭和26年(1951)11月1日のことでした。戦後の混乱が続く昭和24年頃に、稀に見るこの山岳環境とこの地に培われた山岳文化を見つめ直し、地元の青年たちが立ち上がり、その熱意が地域住民の支援を受け、「岳【たけ】のまち・大町」にふさわしい、日本で初めての「山岳」をテーマとする博物館が設立されました。
3F「展望ラウンジ」では、雄大な北アルプス・後立山連峰の展望をパノラマでご覧頂き、2Fでは「山と生きもの」のテーマで、北アルプスの高山から里山にかけて生息する動植物をご紹介し、とりわけ当博物館の象徴であるニホンカモシカとライチョウの生活史をご覧いただくことができます。併せて「山の成り立ち」と題し、フォッサマグナや北アルプスの成りたちについて学ぶことができます。
1Fでは「山と人」をテーマに、時代ごとどのように山と人々は関わりをもって暮らしてきたのか、山での暮らしや登山の歴史など豊富な史料をもとにご覧頂くことができます。
ニホンカモシカを飼育
なお博物館に隣接して付属園があり、主に大町市近隣に生息している身近な動物や、けがや病気で保護された野生動物を飼育し、高山植物をはじめとした植物を栽培しています。北アルプスや里山で暮らす国天然記念物のニホンカモシカなど野生動物を飼育し、ご覧いただけます。
展示風景2階常設展示室「山の成り立ち」
2階常設展示室「山と生きもの」
該当する展示品はありません