奥田郁太郎「蓮華草道祖神」(春展示)
常設展示と企画展示で構成される美術館
【奥田郁太郎館|安曇野原風景館】
池田町や安曇野に縁のある作家の作品を季節に合わせて常設展示しています。
・奥田郁太郎【おくだいくたろう】(1912~1994):東京生まれ。安井曾太郎【やすいそうたろう】に師事し一水会で活躍。池田町周辺で制作活動を行い、「山麓の田植え」など安曇野の風景画を数多く残しました。
・山下大五郎【やましただいごろう】(1908~1990):神奈川県生まれ。東京美術学校(現東京藝術大学)在学中に帝展入選、立軌会で活動し、晩年は安曇野の景観を好んで描きました。代表作「安曇野豊穣」。
・小島孝子【こじまたかこ】(1940~1987):東京生まれ。女子美術大学在学中から日展、光風会展に入選。将来を嘱望されながら46歳の若さで死去。幼少期に母の実家である池田町で過ごすなど当町と縁が深く、「有明山」など安曇野を描いた作品を中心に展示しています。
・篠田義一【しのだぎいち】(1924~2010):地域文化功労者で長野県を代表する陶芸家の一人。信州の自然や北アルプスを描いた金彩山岳花瓶「常念」や染付作品を展示しています。
【小島孝子館|安曇野ギャラリー】
芸術活動を行う全ての方を対象に貸館としてご利用いただけます。貸館利用のない時は、日展特選作など小島孝子の作品を紹介しています。
絶景のロケーションで楽しむひととき
美術館のある「あづみ野池田クラフトパーク」からは、北アルプスの大パノラマや安曇野の田園風景が一望でき、この地を慈しんだ作家たちの感動を体感していただけます。
小島孝子「花」
北アルプス© Y.Yokokawa
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