いわさきちひろ わらびを持つ少女 1972年
信州ゆかりの画家ちひろと世界の絵本原画を展示
子どもを生涯のテーマとして描いた絵本画家・いわさきちひろ(1918~1974)の代表作や絵本原画をはじめ、世界各国の絵本画家の作品を展示する絵本美術館。ちひろの両親は松本市出身であり、なかでも松川村は両親が戦後に開拓農民として暮らした村です。1997年、ちひろにとって心のふるさとである信州に、ちひろ美術館・東京の姉妹館として開館しました。
ちひろ美術館のコレクション作品数は約26,900点(2016年5月現在)、画家は33の国と地域・204名にのぼり、絵本関係の美術館としては世界最大規模を誇ります。
木のぬくもりが感じられる館内には、5つの展示室のほか、約3,000冊の絵本を読むことができる絵本の部屋、子どもの部屋、ちょっとひと休みできる寝椅子、オープンテラスのある絵本カフェや、ミュージアムショップなどがあります。
館内への出入りは一日自由となっており、子どもから大人まで、思い思いの時間をゆっくりと過ごすことができます。
トットちゃんの世界を体験
安曇野ちひろ美術館のみどころのひとつが、周囲に広がる広大な安曇野ちひろ公園(松川村営)です。2016年夏に拡充され、新たに「トットちゃん広場」がオープンしました。ちひろの絵で愛される『窓ぎわのトットちゃん』(ちひろ美術館館長・黒柳徹子著)に登場する電車の教室を見学できるほか、物語のなかのエピソードをたどりながら、園内を楽しく散策することができます。
(展示室)年4回の企画展を行っている
安曇野ちひろ公園・トットちゃん広場
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