長次郎作 黒楽茶碗 銘 雁取
国宝の茶碗や茶道具
サンリツ服部美術館は、日本・東洋の古美術に、西洋の近現代絵画を加えた作品を収蔵しています。
特に茶道具を中心とする工芸に優品が多く、国宝本阿弥光悦作「白楽茶碗 銘 不二山【しろらくちゃわん めい ふじさん】」、千利休が弟子に与えたという長次郎作「黒楽茶碗 銘 雁取」などがよく知られています。このほか、重要文化財「大中臣能宣像【おおなかとみのよしのぶぞう】(佐竹本三十六歌仙絵断簡)」や、装飾性豊かな琳派の秀作、中国宋元画や室町水墨画、平安時代の古筆切【こひつぎれ】、禅僧の墨蹟などを収蔵しています。さらに、ルノワールなどの西洋の近現代絵画も収蔵しており、これらの作品は館内にある2つの展示室で年数回の企画展で順次公開しています。
水辺より湧き上がる雲
「水辺より湧き上がる雲」をイメージした建物は、建築家内井昭三【うちいしょうぞう】氏の設計。館内にはオリジナルグッズなどを販売するミュージアムショップや、諏訪湖を眺めながら寛げる喫茶室カフェ・パリエがあります。
ルノワール《女の肖像》
重要文化財「大中臣能宣像(佐竹本三十六歌仙絵断簡)」
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