常設展示 細川宗英の彫刻
諏訪湖畔の近代美術館
県内初の市立美術館として昭和31(1956)年に開館。国内の著名作家や、郷土出身作家の作品を、日本画・洋画・版画・彫刻・工芸・書の各部門にわたって約1,400点以上所蔵し、その中から年数回、展示替えを行いながら展示しています。
特に諏訪ゆかりの彫刻家・細川宗英【ほそかわむねひで】は、戦後の日本彫刻界を代表する作家のひとりであり、『王妃像No.1』など、多くの作品を所蔵し、展示しています。
そのほか、日本画では西郷孤月【さいごうこげつ】の『波濤月雁【はとうげつがん】』、洋画では独特の女性画で有名な東郷青児【とうごうせいじ】の『女』、工芸では諏訪市名誉市民である小口正二【おぐちまさじ】の彫漆作品などがあります。また、年2回程度、企画展や特別展を開催しています。
※上記作品が展示されていない場合もございます。現在展示中の作家・作品はHP上の「現在の展示」でご確認ください。
レトロでシックな建物
美術館の建物は、片倉製糸により昭和18年に建てられ、蚕糸関係の資料を収蔵していた「懐古館【かいこかん】」が始まりです。木造の建物の外壁は洋風の趣、屋根は和風の瓦屋根で、館内の装飾なども含め和洋折衷の独特な雰囲気を醸し出しており、平成23年に国の登録有形文化財となりました。
石井柏亭《湖畔の宿》
矢﨑博信《高原の幻影》
該当する展示品はありません