自然常設展示ジオラマ
菱田春草と伊那谷の自然と文化
長野県の南部の伊那谷の自然と文化の魅力を伝える総合博物館。美術・人文・自然の三部門の展示とプラネタリウムがあります。
美術部門では、飯田出身の日本画家・菱田春草【ひしだしゅんそう】の作品のほか、佐竹蓬平【さたけほうへい】・鈴木芙蓉【すずきふよう】など伊那谷ゆかりの作家の作品や、地域で収集された書画コレクションなど、豊富な所蔵品を随時展示しています。
また人文・自然の常設展示室は「伊那谷の自然と文化」をテーマにしています。人文部門では、東西南北の街道が交わり、交易の拠点として栄えた伊那谷の歴史や民俗、田中芳男ら当地出身の人物を学ぶことができ、自然部門では、伊那谷の成り立ちや、産出する化石、伊那谷にくらす動物たちをジオラマで紹介しています。
また、敷地内には伊那谷の民俗学研究の拠点でもある柳田國男館、飯田市の名誉市民で詩人・翻訳文学家の日夏耿之介【ひなつこうのすけ】を顕彰する記念館もあり、あわせて見学することができます。
プラネタリウムや豊富な講座
プラネタリウムでは、天文に関する番組上映の他、伊那谷の魅力を紹介するオリジナル番組も上映しています。美術・人文・自然に関する一般向けの学習講座を随時開催するとともに、小学生を対象にした子ども美術学校、子ども科学工作教室、子ども写真学校など活発な教育普及活動を行っています。
春草・菊慈童
人文常設展示
該当する展示品はありません