真田宝物館内部
真田家の、5万点に及ぶ史資料を収蔵
真田家十二代当主・幸治氏から1966(昭和41)年に譲られた武具、調度品、書画、文書などの大名道具を収蔵・展示する博物館として開館。松代藩真田家の歴史と、大名道具を紹介する常設展示室、テーマを定めた企画展、特別企画展が行われる企画展示室からなっています。
国の重要文化財「青江の大太刀」、真田昌幸(信之・幸村の父)所用の「昇梯子の具足」、武田信玄・豊臣秀吉・石田三成・徳川家康らの書状など、貴重な資料はおよそ5万点におよびます。年4回展示替えがあり、実物資料はほぼすべてを入れ替えしています。展示資料についてはHPでご確認いただくか、お問い合わせください。
松代藩真田氏十代
徳川家康の天下平定により、豊臣方についた昌幸・信繁父子は高野山麓の九度山に配流され、二度と故郷の土を踏むことはありませんでした。
徳川の臣下となっていた真田信之は家康から父の所領を受け継ぎ、上田を居城としますが、1622(元和8)年、松代への移封を命じられます。こうして真田氏による松代藩の治世が始まりました。
信之をはじめ歴代の藩主は、町づくりや産業振興に力を尽くす一方、質素倹約を励行するとともに文武を奨励しました。廃藩・廃城となる明治維新まで10代250年にわたり藩を治め、風情と落ち着きのある現在の城下町・松代の礎を築きました。
真田邸
文武学校
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