横山大観《無我》(部分)1897年
日本画専門の美術館
「きのこ総合企業グループ」ホクト株式会社の創業者、故・水野正幸が長年かけて蒐集したコレクションをもとに、2002年7月に開館した日本画専門の美術館。
明治期、岡倉天心が目指した“新しい日本画”の創造に邁進した橋本雅邦・横山大観・下村観山・菱田春草らを中心に、約500点の日本画を収蔵しています。また、国民的風景画家・川合玉堂、美人画の上村松園・鏑木清方・伊東深水、戦後活躍した杉山寧・髙山辰雄・加山又造らの作品も充実。近代から現代にいたるまで、日本画壇を率いた巨匠たちの歩みをたどることができます。年4回のコレクション展にて、これらを順次紹介する他、年2回は充実した内容の特別企画展を開催。美術をより身近に感じてもらうためのワークショップや講座など多彩な活動も行っています。
日本庭園とレストラン
美術館の前には、木曽五木を配した約700坪の日本庭園があり、四季折々の表情を絵画のひとつとしてお楽しみいただけます。1階レストランでは、厳選された信州の旬食材を使った創作日本料理を提供。ディナータイムにライトアップした庭の幻想的な景観も魅力的です。
川合玉堂《渓村春雨》(部分)1942年
菱田春草《桐に小禽》(部分)1908年頃
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