当時の商家を再現した内観
善光寺門前町の代表的な商家を保存
江戸時代における門前町の商家の歴史を伝える代表的な建物で、平成18年に国登録文化財(建造物)として登録された貴重な文化財です。また、市民の自主的な学習活動や、創作活動の成果を展示発表できる施設です。「門前町商家の歴史を伝える場」「地域の文化的環境の創造の拠点」「地域のコミュニケーションの場」を活用の基本方針として、整備しました。
幕末の門前町商家の生活を伝える
移築保存した商家は、「油問屋三河屋庄左衛門商店」と称し、善光寺表参道である中央通りから東側に100mほどの東町通りに面していました。江戸時代中期頃から菜種油製造問屋で菜種油(水油)や蝋燭等を扱っていました。
母屋は、言い伝えでは弘化4年(1847)の善光寺地震の直後から3年ほどかけて再建したと言われています。屋敷構え全体では、軒裏まで漆喰で塗り固め、中庭を囲む土蔵群と塗り籠められた高い塀によって、隣接家屋からの延焼を防止しようという防火構造になっています。
幕末の門前商家の生活を伝える重要な建物です。
内観
併設の写真ギャラリー
該当する展示品はありません