『僧親鸞』 1996年 長谷川青澄
郷土出身ゆかりの美術家の作品を展示
郷土出身あるいは郷土にゆかりのある美術家の絵画や彫刻作品など約500点を収蔵し、常設展示ではこの中から約70点を展示しています。なかでも古典の煌びやかな世界を現代に蘇らせた日本画家・長谷川青澄(1916~2004、日本美術院同人評議員)の作品は画業の初期から最晩年までを網羅し、特に春季展を含めた院展出品作品の大半を収蔵するなど大変充実したコレクションとなっています。また、冬の北海道を詩情豊かに描いたことで知られる相原求一朗(1918~1999、埼玉県出身)の油彩画や飯山市内の風景はじめ千曲川沿いの町並みなど県内各所を透明感あふれる色彩で描き続けた岩上隆静(1930~2013、飯山市出身)の水彩画、具象抽象にこだわらず「虚」をテーマに精神性の高い彫刻を数多く手がけた箕口博(1923~1977)の作品などを収蔵・展示しています。
このほか、企画展やギャラリー企画展を年数回開催しています。(企画展開催中、常設展示はございません。)
備考:伝統産業会館(2階)と併設。売店には伝統の内山紙などお土産品の販売有。
『旭岳厳冬』 相原求一朗
『山里の春』 岩上隆静
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