外観(展望台より見る)
現代画家と陶芸家の作品
建築家安藤忠雄【あんどうただお】設計の白樺に囲まれた建物で、栗林今朝男【くりばやしけさお】と、島岡達三【しまおかたつぞう】の作品を所蔵し、年に4回程度、郷土作家や現代美術、デザイン、建築などを扱った企画展を開催しています。
栗林今朝男は大正13(1924)年、北牧村(現小海町)生まれ。平成28(2016)年死去。郷土の小学校、高校の教職のかたわら油絵を描き始め、平成7(1995)年の「終戦50周年パリ芸術祭グランプリ」など数々の賞を受賞。平成10(1998)年と16年には紺緩褒章を受章し、郷土の文化活動に貢献しました。馬をテーマにした作品が多くあります。
島岡達三は大正8(1919)年東京生まれ。平成19(2007)年死去。民芸運動の推進者濱田庄司【はまだしょうじ】に師事。昭和28(1953)年、栃木県益子で築窯し、「象嵌【ぞうがん】」に縄文の技法を融合させた「縄文象嵌」を確立しました。平成8(1996)年、民芸陶器(縄文象嵌)で国指定の重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定されています。
SPレコードコレクション
第二次世界大戦以前に日本で発売されたクラシックを中心にしたSPレコードのコレクションを所蔵。スペインの音楽家、パブロ・カザルスの出世作バッハ「無伴奏チェロ組曲」など、室内楽の代表作が多くあります。
外観(中庭よりスロープを見る)
展示室
該当する展示品はありません