民俗資料館内観
代々伝わる民俗資料
大澤酒造民俗資料館は、大澤酒造株式会社の敷地内にあり、実際にお酒造りで使用していた酒母室を改装して開館しております。現存する日本最古の酒と評された創業時の元禄2(1689)年のお酒が詰められていた古伊万里の壷「秘蔵元禄の壷」をはじめ、明珍信家【みょうちんのぶいえ】作の甲冑【かっちゅう】、望月城古図【もちづきじょうこず】など、蔵の中に代々保管されてきた歴史や民俗資料を展示しています。
隣接のしなの山林美術館は、日本山林美術協会員で当家出身の画家大澤邦雄【おおさわくにお】の喜寿を記念して建てられた美術館。文部大臣奨励賞受賞作の『聖域』などの作品、師である佐久市出身の画家神津港人【こうづこうじん】(1889~1978)の『春の井の頭公園』や、日本山林美術協会員の作品などを展示しています。
そのほか、当地出身で、近代書道の祖である比田井天来【ひだいてんらい】や天来門流作家の作品などを展示した名主の館書道館があります。
日本酒の試飲コーナー
資料館の1階では、蔵元で造られた日本酒の試飲ができ、販売も行っています。館がある旧中山道茂田井宿は往時の面影を色濃く残しており、散策も楽しめます。
しなの山林美術館内観
名主の館 書道館内観
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