小諸市立小山敬三美術館

第一展示室

住所

〒384-0804 小諸市丁221

TEL

0267(22)3428　

FAX

0267(22)3428

開館時間

9:00～17:00

休館日

12～3月水曜　12/29～1/3

料金

美術館単券一般200円/小中生100円、懐古園共通一般500(400)円/中小生200(150)円/(20名以上)

駐車場

30台(無料)

交通アクセス

上信越道小諸ICより車10分。JRまたは、しなの鉄道小諸駅下車徒歩10分

浅間山を描いた多くの作品
郷土を愛した画人の心

浅間山を描いた作品

　小山敬三【こやまけいぞう】(1897～1987)は、小諸市出身の洋画家。大正9(1920)～昭和3(1928)年までフランスで油絵を学び、帰国後一水会、日展等で作品を発表し活躍しました。昭和46(1971)年、小諸市の名誉市民になり、昭和50(1975)年、文化勲章を受章。その年、小山自らが建設し、作品と共に小諸市に寄贈したのがこの美術館です。
　小山の代表作である『浅間山』『白鷺城【しらさぎじょう】』などの風景画、小山の娘を描いた『ブルーズ・ド・ブルガリィ』などの肖像画をはじめ、水彩、デッサン画など、少年期から晩年にいたる作品を展示しています。
　建物は文化勲章を受章した村野藤吾【むらのとうご】の設計によるもので、アーチ形の天井、カーブした壁、斜面を利用した床など独特のものです。この建築は芸術的な価値が認められ、毎日芸術賞を受賞しました。

アトリエを再現した記念館

　小山は昭和4(1929)年、神奈川県の茅ケ崎にアトリエをかねて住居を構え、晩年まで暮らしました。別棟にある小山敬三記念館は、このアトリエと住居の一部を、茅ケ崎から移築したものです。応接室にはフランス製の暖炉やテーブル、椅子などがあり、アトリエには小山が愛用した画材や未完成の『浅間山』や『竜頭の滝下図』などを展示しています。

美術館外観

記念館外観