脇本陣奥谷 内観
妻籠宿の歴史や民俗
歴史資料館、妻籠宿【つまごじゅく】本陣、脇本陣【わきほんじん】奥谷の三館により構成されている博物館。
歴史資料館と脇本陣奥谷は隣接しており、入口の脇本陣奥谷から続いて見学できるようになっています。
脇本陣奥谷は代々脇本陣・問屋を勤めた林家が、明治10(1877)年、それまで禁制であったヒノキを使って建て替えた住宅です。昭和42(1967)年に公開され、平成13(2001)年に国の重要文化財に指定されました。昔の生活道具などの民俗資料や島崎藤村【しまざきとうそん】の文学関係資料などを展示し、館内は案内人が歴史を語ります。
歴史資料館には、原始~近現代までの木曽地方の歴史資料や、町並み保存運動の資料などを展示。映像コーナーでは南木曽編、妻籠編があり、南木曽町の景観や祭りなどを紹介しています。
本陣の部屋を再現
妻籠宿本陣は、島崎藤村の母ぬいの生家であり、最後の当主は藤村の実兄の広助【ひろすけ】でした。明治に入って取り壊されましたが、島崎家所蔵の江戸後期の絵図をもとに、平成7年に復原されました。往時の姿そのままで、部屋には資料も展示されています。
妻籠宿本陣 内観
歴史資料館 内観
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