松本城と旧制松本高等学校生
旧制高等学校の文化を楽しむ
旧制高等学校は明治19(1886)年の中学校令により設けられた学校で、その後の高等学校令を経て、全国に41校がつくられました。旧制松本高等学校は大正8(1919)年に創立。学制改革により昭和25(1950)年に廃止されました。館内には当時の様子をうかがえる写真を多数展示。また、『どくとるマンボウ青春記』で同校在学中の青春時代を描いた作家・北杜夫や、その友人でフランス文学者の辻邦生、校舎の保存活動に尽力した映画監督・熊井啓の展示があります。
更に、松本のみでなく旧制高等学校全般の歴史や文化、学校と寮での生活、卒業生などについて紹介しております。
復元寮委員長部屋・旧制高等学校のマントと帽子着用体験・寮歌の試聴・映像コーナーなど、様々な展示から旧制高等学校文化に触れてみてください。
歴史的建造物としても魅力
隣接する校舎は大正9(1920)年に竣工されたもの。大正時代の洋風建築で、国の重要文化財に指定されています。復元校長室と復元教室が公開されているほか、あがたの森の文化会館、図書館など文化施設として利用されています。
復元寮長室
展示室内の様子
該当する展示品はありません