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空穂肖像写真

住所
〒390-1242 松本市和田1715-1
TEL
0263(48)3440 
FAX
0263(48)4287
開館時間
9:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日
月曜(休日の場合は翌日) 年末年始6日間 12月~2月は土・日・祝日以外休館
料金
一般・高大生300(200)円/小中生無料/(20名以上)
駐車場
30台(無料)
交通アクセス
長野道松本ICより車10分。JR松本駅よりバス20分、和田町郵便局下車徒歩3分

文学者の生家に培われた
短歌や古典研究への思い

故郷への思いが生き続ける作品

 歌人・国文学者として知られる窪田空穂【くぼたうつぼ】(1877~1967)をしのび、その業績を讃えるため、出生地の和田村(現松本市和田)に開館した記念館です。
 20代になってから短歌を作りはじめた空穂は、はじめ与謝野鉄幹【よさのてっかん】に認められ『明星』に参加。小説執筆などを経て独自の歌風を築きました。40代で母校早稲田大学の教壇に立ち、古典研究も精力的に行いました。万葉集、古今和歌集、新古今和歌集の評釈は、今日でも高い評価を得ています。
 空穂は生前「短歌とは自然や人生を自分の感動で具象化したもので、生活と共にある。勤勉や緊張の中からいい作品が生まれる」と語り、1万4000首余りの短歌を残しました。空穂が生涯で残した多くの作品をはじめ、ゆかりの品々、関係した歌人や文人などの資料を展示しています。また、空穂の短歌を印刷した短冊やしおり、本などのほか、松本養護学校の生徒が作った作品なども販売しています。

空穂の生家とコウヤマキ

 記念館の向かい側にある空穂の生家は、屋根に「雀おどし」という独特の飾りのついた、この地方に多くみられる本棟造りです。内部は平屋ですが、表と裏の2階に部屋が一つずつあります。母屋の坪庭【つぼにわ】には「この家と共に古【ふ】りつつ高野槙【こうやまき】二百【ふたもも】とせの深みどりかも」と詠んだ大きなコウヤマキが今も残っています。

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常設展示室

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空穂生家

窪田空穂記念館の企画展・イベント情報

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主な展示品

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