夏季特別展「新しい世界文学へ 加藤周一・中村真一郎・福永武彦 マチネ・ポエティク、モスラ…」

場所:軽井沢高原文庫   開催期間:2018-07-21〜2018-10-08  お問い合わせ:e-mail:kogenbunko@yahoo.co.jp FAX:0267-45-6626 電話:0267-45-1175

加藤周一、中村真一郎、福永武彦の3 人は、戦後まもなく『マチネ・ポエティク詩集』『1946 文学的考察』という同じスタートラインで日本の文学社会に登場しました。戦後文学の最初の担い手であり、戦後の軽井沢の文学を始めた一番若い世代でした。昭和20 年代を同じラインで活動し、その後、仕事の方向性に違いが出てくるものの、一貫して戦後社会をどう生きるか、平和とは何か、を追究した点は3 人に共通します。2018 年は中村、福永の生誕100 年、加藤周一の生誕99 年にあたり、この機会に3 人の仕事をあらためて、ゆかりの軽井沢の地で振り返ります。原稿、草稿、日記、絵画、書簡、初版本、写真など関連資料約250点を展示。

□会期中無休
□開館時間:午前9時~午後5時
□入館料:大人700円 小・中学生300円 
□主催 軽井沢高原文庫
□後援 長野県、長野県教育委員会、軽井沢町、軽井沢町教育委員会、日本ペンクラブ、日本文藝家協会、信濃毎日新聞社、SBC信越放送、NBS長野放送、TSBテレビ信州、abn長野朝日放送、FM長野、軽井沢新聞社、軽井沢ニュース
□協力 立命館大学加藤周一文庫、中村真一郎の会 福永武彦研究会 


[関連イベント]
高原文庫の会 
「わが青春の追分~加藤道夫と福永武彦と~」
講師:中村哮夫(演出家)
   聞き手:矢代朝子(俳優・当館理事)
日時:8月4日(土)14:00~ 会場:当館中庭
料金:2500円(ガーデンパーティー費・夏季特別展観覧料含む。但し、友の会会員は2000円)  
定員:180名    

高原の文学サロン
「「文学」を再定義した文学者―加藤周一さんの仕事について―」 
講師:樋口陽一(憲法学者・東京大名誉教授)
日時:8月25日(土)14:00~ 会場:当館中庭
定員:180名
料金:一般1500円/学生・友の会会員1000円
※文学サロンは友の会会員を除き、別途入館券が必要です

軽井沢演劇部朗読会
「福永武彦ミステリー劇場 名探偵・伊丹英典@睡鳩荘」 
福永武彦(加田伶太郎)「温室事件」(昼の部)「完全犯罪」(夜の部)
日時:7月15日(日)、7月16日(月・祝)各13:00~、17:00~
会場:旧朝吹山荘「睡鳩荘」(軽井沢タリアセン内)
出演:山本芳樹(Studio Life)、坂本岳大、笠原浩夫(Studio Life)、矢代朝子
料金:一般4000円/中学生以下2000円(ドリンクサービス付)*軽井沢タリアセン入園料含みます

※3つのイベントは要予約:Eメール(e-mail:kogenbunko@yahoo.co.jp)、FAX(0267-45‐6626)でお申し込みください。

[夏休み特別企画]
「堀辰雄を語る」
展覧会の会期中、堀辰雄1412番山荘において、加藤周一、中村真一郎、福永武彦が堀辰雄について書いた文章を集め、紹介します。
日時:7/21(土)~10/8(月)
会場:堀辰雄1412番山荘
無料(要文庫入館料)


軽井沢高原文庫
〒389‐0111
長野県北佐久郡軽井沢町長倉202―3
Tel.0267-45-1175
Fax.0267-45-6626
http://kogenbunko.jp

□交通:JR北陸新幹線・しなの鉄道「軽井沢駅」下車、タクシー約10分、または、しなの鉄道「中軽井沢駅」下車、タクシー約7分。
上信越自動車道・碓氷軽井沢I.C.より車で約15分。
※会期中、次のバスが運行いたしますのでご利用ください。
<急行塩沢湖線>7/14~通年「軽井沢駅北口バスターミナル④番」→「塩沢湖」下車(有料410円)
<町内循環バス>通年「軽井沢駅北口バスターミナル①番」→「塩沢湖」下車(有料200円)