場所:市立岡谷美術考古館 開催期間:2019-02-22〜2019-03-24 お問い合わせ:市立岡谷美術考古館 TEL 0266-22-5854 FAX 0266-22-5856
当館では、「岡谷市ゆかりの若手アーティストまたは若手グループ」に対する支援と育成を目的として、発表の場の提供や芸術活動の支援を行う公募展を実施します。
今回は岡谷市出身で、大阪芸術大学で学んだ建築を基に幾何図形の構成による平面作品および立体作品を制作する片桐 晃憲を特集します。片桐はギャラリーで多くの個展を開催し、また各地のアートプロジェクトにも参加するなど、作品が鑑賞者ないし空間に対して呼応するような展示活動を通して活躍の場を広げているアーティストです。
本展では「そして輪郭を現す」を展示コンセプトとし、建築の断片的な要素から派生した平面・立体作品によって、物理的な建物ではなく概念として建築の姿を模索します。片桐が創出する捉えどころのない空間は、空間を構成する周囲の素材や形体、規模や重量感などの様々な要素によって表情を変えます。そうした現象を観測しプロットしていく時に、私たちに建物の持つ機能以上の感覚を呼び起こし、空の輪郭が姿を現すことになります。
日程 2019年2月22日(金)~2019年3月24日(日)
会場 市立岡谷美術考古館 1階 企画展示室
時間 10:00~19:00/水曜休館、祝日は開館(その翌日は休館)
本展は入場無料(常設展は入館料が必要です)
○関連イベント
「建築×美術」
アーティストトーク(聴講無料)
3月9日(土) 14:00~ 美術考古館
片桐 晃憲(かたぎり・てるかず)
1986年長野県岡谷市に生まれ、2011年より創作活動を始める。
大阪芸術大学で学んだ建築を基に幾何図形の構成による平面作品および立体作品を制作する。ギャラリーでの個展や各地のアートプロジェクトへ参加し、作品が鑑賞者ないし空間に対して呼応する展示を行う。
※平成30年度 長野県地域発元気づくり支援金活用事業