冬季企画展「志賀高原ロマン美術館コレクション展 ローマングラスと日本刀」

場所:山ノ内町立志賀高原ロマン美術館   開催期間:2019-12-21〜2020-04-05  お問い合わせ:0269-33-8855

 志賀高原ロマン美術館を代表するコレクション、ローマングラスは約2000年前の紀元前後にかけて作られ、今もなお、その当時の姿形を留め、光を放ち続けています。本展覧会をコレクション全点数、40点のローマングラスが一同に会する機会とします。古代ガラスの造形性、経年による銀化現象の神秘、発掘地や歴史、用途を踏まえながら、その魅力に迫ります。

 また、1980年(昭和55年)に山ノ内町の文化財に指定された日本刀「備州長船師光」は永和三年(※1377年/南北朝時代/広義には室町時代)製作の刀剣であり、三尺二寸四分(98.2cm)もの刀長を誇る大太刀です。併せて、帝室技芸員であり宮内省御用刀匠であった、月山貞一(初代貞一/1836-1918年)により明治大正期に打たれた三振の現代刀を含め、山ノ内町ゆかりの日本刀四振を初公開します。