場所:長野県立歴史館 開催期間:2020-07-11〜2020-08-23 お問い合わせ:長野県立歴史館 総合情報課 026-274-3991
米作りをしてきた日本人にとって、米を原料とする酒(日本酒)は、現代でも神事や冠婚葬祭、日常生活に欠かせないものであり、各地の蔵元で酒造りが行われてきました。
現在、長野県には80の蔵元があり、これは新潟県の89に次いで国内第2位の数です。蔵元は県内各地にあり、自然を活かした個性あふれる酒が造られ、幾多の試練を乗り越えて今の「地酒王国」に至っています。この地酒王国信州はどのように誕生したのでしょう。(1)蔵元が数多く誕生した米社会の江戸時代、(2)明治から続く幾多の試練、(3)研修を積んで銘醸地入りした昭和、(4)名を広め、現代日本を個性化で生き抜く蔵元、この4章から地酒王国の歴史をたどります。地酒王国を支える信州の水や酒米の内容についても展示します。