場所:軽井沢絵本の森美術館 開催期間:2021-06-23〜2021-10-11 お問い合わせ:ムーゼの森 TEL.0267-48-3340
『不思議の国のアリス』の続編『鏡の国のアリス』
どんなおはなし?マザーグースやノンセンス詩って?
『不思議の国のアリス』の続編として1871年に出版された『鏡の国のアリス』は今年で出版150周年を迎えます。
『鏡の国のアリス』は、鏡を通り抜けた先のチェスの世界が舞台となり、ゲームに沿ってアリスが進んでいきます。赤の王と女王に加え、白の女王や王が登場し、遂にはアリスも女王になりますが、夢から覚めたアリスは「これは誰の夢だったのか」と考えさせられるのです。
本作には、ハンプティ・ダンプティやトゥイードルディとトゥイードルダムなど、マザーグースの登場人物が出てくるのが特徴です。また、物語の冒頭に出てくる「ジャバウォックの詩」をはじめ、こうしたノンセンスな唄が物語の鍵となります。
『鏡の国』と『不思議の国』がどのように違うのか、マザーグースやノンセンス詩とはどのようなものか。本展では、近現代の画家たちが描いた『鏡の国のアリス』のイラストと合わせ、イギリス絵本史における“ノンセンス”の魅力をひもときます。
作者ルイス・キャロルが『不思議の国のアリス』と『鏡の国のアリス』を作った背景には、実在のアリス・リデルという少女の存在がありました。
本展では、『鏡の国のアリス』のおはなしを章ごとに詳しく紹介し、キャロルやアリス・リデルのエピソードについて解説。アリスのモデルとなったアリス・リデルの実物サイン入り「鏡の国のアリス」を展示します!
企画展ページ https://museen.org/ehon/exhibition
開館時間
【6月の水木金】10:00~16:00 【6月の土日月、7月~10月】9:30~17:00
※最終入館は閉館の30分前