場所:長野県立歴史館 開催期間:2021-09-18〜2021-11-23 お問い合わせ:026-274-3991(総合情報課)
「人びとはなぜこんなにも土器を華やかに、そして大きくしていったのだろう…。」
土器は生活の道具であると同時に、その文様はアイデンティティーや集団間の関係を映し出す鏡です。動物文様の伝統の上に立ち、他を圧倒する褶曲文(しゅうきょくもん)土器。遠くの文様を柔軟に取り入れ、新たなる造形にチャレンジした水煙文(すいえんもん)土器。約5,000年前から100年間、なぜこれほどまでに土器装飾が複雑化したのかを考えてみます。
【写真】「円環突起付台付鉢」(塩尻市上木戸遺跡出土。当館蔵。)