場所:山ノ内町立志賀高原ロマン美術館 開催期間:2021-09-18〜2021-12-12 お問い合わせ:0269-33-8855
秋季企画展「上原木呂妖怪画展 つくも神と百鬼夜行 暁斎・北斎・国芳 画狂の系譜」
2021年9月18日(土)~12月12日(日)
新潟県出身の上原木呂(うえはら・きろ)は西洋的なシュルレアリスムの作家として制作を続けながらも、水墨による東洋的な抽象表現の追求を行い、妖怪や精霊にも通じる原始的な感覚をもたらす造形のありかたに注目し、創意に満ちた作品を生み出し続けています。上原木呂は、河鍋暁斎、葛飾北斎、歌川国芳と、先人たちにより江戸時代から継承されつつある妖怪像の様式美、存在そのものの伝統を守りながらも、この現代において今新たな妖怪画を描き起こします。
本展覧会では地元山ノ内町や中野市にて収集・保管されてきた北信濃ゆかりの民具を題材に描きおろした新たな妖怪百鬼夜行図を、実物の民具とあわせて公開します。農具やひょうたん、番傘、木桶といった江戸時代以前より伝わる伝統的な民具から、アルミの水筒や電話器、石炭バケツ、炭火アイロンといった近代の産業革命以降に誕生した新しい民具までが上原木呂の手によって次々と妖怪変化させられていきます。
日本妖怪のみならず、西洋の魔術的な雰囲気や現代のコミックキャラクターにも通じるポップさをあわせもつ妖怪たちが縦3m横16mの妖怪大壁画として登場します。また、作家が日々描き続ける一万匹の妖怪図から、明治大正時代の古布(ボロ)を引裂き縫い合わせた物質的な造形作品まで、妖怪画の伝統と上原木呂の創造がひしめき合いながら、ロマン美術館の壁を埋め尽くしていきます。
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主 催:山ノ内町立志賀高原ロマン美術館
会 期:2021 (令和3年)年9月18日(土)~12月12日(日)
休館日:木曜日
開館時間:9:00~17:00(ただし入館は16:30 まで)
入館料:大人500 円/小人300 円
協力:中野市教育委員会 新潟市巻郷土資料館 河鍋暁斎記念美術館
山ノ内町立西小学校 山ノ内町立東小学校
後 援:JR東日本長野支社 長野電鉄(株) 信濃毎日新聞社 SBC信越放送 NBS長野放送 TSBテレビ信州 abn長野朝日放送 北信ローカル・りふれ テレビ北信ケーブルビジョン(株) 山ノ内町観光連盟 志賀高原観光協会 北志賀高原観光協会 (一財)和合会 志賀高原リゾート開発(株)