場所:安曇野市豊科近代美術館 開催期間:2024-05-01〜2024-06-02 お問い合わせ:0263-73-5638
安曇野市豊科近代美術館では「貌&象 SILVA MATER ―森は母― 木下五郎彫鍛金展」を開催します。信州の山々に魅せられた工芸作家・木下五郎(1945-)は、1968年に駒ヶ根市に工房を構えて以来、目の前の大自然と向き合いながら作品を制作してきました。銅やアルミ、金箔などを用いて、伝統的な彫鍛金技法でレリーフを形成、金属特有の錆を施し、森羅万象の世界を表現しています。テーマは常に、大地に強く根を張り、逞(たくま)しく命を生み出す母なる森です。大胆な構図の中に、繊細な描写で深い森や樹々の根、風や光などが「かたち」として出現し、美しく、時に厳しい自然界の刻々と移ろう情景を画面に投影します。
本展では日展初入選作の他、日展と日本現代工芸美術展の出品作品をつなげた全長約10メートルのパノラマ型の大作など約60点を展示します。生命のエネルギー溢れる金属芸術の世界をご堪能下さい。
安曇野市豊科近代美術館 春の特別展
『貌&象 SILVA MATER ―森は母― 木下五郎彫鍛金展』
会 期:2024年5月1日(水)~6月2日(日)
休館日:2024年5月7日(火)、13日(月)、20日(月)、27日(月)
時 間:午前9時~午後5時(入館受付は午後4時半まで)
会 場:安曇野市豊科近代美術館 2階展示室全室
主 催:安曇野市豊科近代美術館 公益財団法人 安曇野文化財団
料 金:一般700(600)円、大学生 500(400)円 ※( )は20名以上の団体
高校生以下無料、障がい者手帳をお持ちの方と介助者1名無料
画像:木下五郎《霄壌之器―貌―》2023年