場所:八ヶ岳美術館(原村歴史民俗資料館) 開催期間:2025-02-01〜2025-03-23 お問い合わせ:八ヶ岳美術館 原村歴史民俗資料館 0266-74-2701
八ヶ岳美術館では、令和7(2025)年2月1日(土)~3月23日(日)まで、諏訪郡下7館合同企画「『諏訪史』第一巻刊行100周年記念展:縄文時代観と原始芸術」展(コーナー展示)を開催致します。
『諏訪史』は「郡史」とも呼ばれる、諏訪地域6市町村の歴史をまとめた書籍です。その記念すべき「第一巻」は100年前の大正13(1924)年12月に発行されました(第五巻は昭和61年に刊行)
「第一巻」は縄文時代から古墳時代の考古学分野を対象として図や写真も使いながら、原村を含む郡内全体の歴史を、専門的でありながら端的に記した書籍です。当時としては最高水準の専門書でした。八ヶ岳美術館にはこの著作に寄与した考古学者 両角守一の日記・写真アルバム・書簡・油彩などの美術資料が所蔵されています。
本展ではコーナー1「縄文時代観:土偶と人体装飾文」(原村文化財係・諏訪考古学研究会共同企画展)として『諏訪史第一巻』に掲載された土偶や人体文の装飾把手、原村の恩膳遺跡からの出土遺物、コーナー2「原始芸術観と考古学(八ヶ岳美術館コーナー展示)」として両角守一が鳥居龍蔵と芸術論を交わしたことで『諏訪史』第一巻に作品掲載されたオシップ・ザッキンや岡本太郎を中心に芸術と考古学について特集します。
展覧会名称:諏訪郡下7館合同企画・『諏訪史』第一巻刊行100周年記念「縄文時代観と原始芸術」展
(コーナー展示)
会 期:令和7(2025)年2月1日(土)~3月23日(日)
※ほか7館の展示は3月末まで開催など(詳細は各館へ)
主 催:八ヶ岳美術館、原村、原村教育委員会
協 賛:スワテック建設株式会社、諏訪信用金庫、株式会社イツミ、たてしな自由農園
入 館 料:高校生以上510円(460円)、小中学生250円(200円)
※()内は20名以上の団体料金。諏訪6市町村内の小中学生は学生証や
図書カードなどの提示により無料で入館できます。