場所:安曇野市豊科郷土博物館 開催期間:2025-08-02〜2025-10-05 お問い合わせ:電話 0263-72-5672
先の大戦では、ここ安曇野市域においても人びとは、戦地への出征、銃後の地域社会を支えるなど、それぞれに戦争を経験しました。
本企画展では、生きては帰れぬ特別攻撃(特攻)に出撃して命を落とした若者二人、上原良司さんと浅川又之さん、 女学校を卒業し女子挺身隊員として軍需工場の作業に動員され身体をこわし17歳の誕生日の11日後になくなった中島良子さん、それを受け止めなければならなかった親族のつらい気持ちを、残された書簡、写真や証言などから紹介します。
加えて、満州開拓に向かった人々の新資料、旧堀金村教育委員会が1967年(昭和42)に実施し「戦時 出征、戦没 満州開拓者」のアンケートとともに集められた遺影を展示します。
どうして、多くの人々が命を落とさなければいけない時代だったのでしょう。
平和を守り、戦争を二度と繰り返さないためには、戦争の経験を伝えていくことが重要です。
本企画展により、改めて先の大戦の悲惨さと平和の大切さを考えてみませんか。