場所:北斎館 開催期間:2026-06-17〜2026-07-26 お問い合わせ:026-247-5206

葛飾北斎は「冨嶽三十六景」をはじめとした名所絵が特に有名ですが、幽霊・妖怪の絵も多く描いています。そのほとんどは錦絵ではなく江戸時代の小説の一種である読本の挿絵でした。北斎は読本挿絵を多く手がけており、その中には柳亭種彦の『近世怪談霜夜星』文化5年(1808年)や曲亭馬琴の『新累解脱物語』文化4年(1807)など怪談を主軸にした物語もあれば、地域の不思議な話や怪談を集めた随筆集『北越奇談』文化9年(1812年)などもありました。さらに北斎が森羅万象を描いた作品として知られる『北斎漫画』にも幽霊・妖怪が度々描かれています。
北斎が活躍した江戸時代には怪談が流行しており怪談会「百物語」も行われていました。「百物語」とは複数人で集まり、ロウソクを百本、もしくは灯心を百本入れた行灯を用意し、一話語り終えたら一本消しながら怪談を語る会です。百話を語り終え、真っ暗になると怪異が現れるとも伝えられていました。
本展では「百物語」をモチーフに幽霊・妖怪・怪談に関わる作品をご紹介します。さらに怪談では欠かせない要素である「恐怖」にも着目し、恐ろしさを感じさせる作品も合わせて100点紹介します。ぜひゾッとする北斎の絵をご覧になって涼をおとりください。
※展示作品の中には一部凄惨な場面が描かれている作品があります。予めご了承ください。
【⼊館料】 ⼤⼈1200円/⾼校⽣・⼤学⽣500円/⼩中学⽣300円
【開館時間】 9時〜17時(最終⼊館16時半)
【休館⽇】 会期中無休