企画展「恩田秋夫一茶俳句板画展」

場所:一茶記念館   開催期間:2017-04-07〜2017-06-11  お問い合わせ:信濃町一茶記念館 026-255-3741

板画作家恩田秋夫氏(1924~2007)は一茶と一茶のふるさとを長年愛して下さいました。昨年ご遺族の恩田通子様より、新たに70点の作品をご寄贈いただいたことを記念し、恩田氏への感謝を込めて企画展を開催します。
昭和38年から5年間、母校である武蔵野美術大学で木版画(板画)の大家棟方志向の助手をつとめたことがきっかけで、板画制作に専念し、以後芭蕉・蕪村・一茶などの古典俳句をモチーフとした作品を数多くてがけました。
一茶記念館との縁は、昭和41年に行われた昭和を代表する俳人の一人、加藤楸邨主宰の結社「寒雷」の全国大会で、当時館長だった清水哲氏と知り合ったことがきっかけでした。その後は度々信濃町を訪れ、一茶の俳句を題材とした作品を多数遺しています。
今回は新たにご寄贈いただいた作品の中から、今まで展示したことのないものを中心にご紹介します。