場所:深沢紅子野の花美術館 開催期間:2018-07-05〜2018-10-29 お問い合わせ:Tel.0267-45-3662
特別展「深沢紅子 屏風絵」展
深沢紅子は、上京して岡田三郎助のもとで油彩画を学び、一水会展、女流画家展などに作品を発表するかたわら、軽井沢をこよなく愛し、1964年から20年ほど堀辰雄1412番山荘を夏のアトリエとして、軽井沢高原に咲く多くの野の花を水彩で描きました。
今回は、深沢紅子の数少ない屏風絵を通して、野の花のように生きることを願った、深沢紅子の自然や人間に対するやさしさに満ちたこころをご紹介します。
■午前9時~午後5時
■入館料/大人700円、小中学生400円
会期中無休
※画像は、「あけび」二曲屏風 左隻 紙本着色(水彩) 44.5×90.0センチ(個人蔵)
深沢紅子(ふかざわ こうこ)
1903年/岩手県盛岡市生まれ
1919年/盛岡高等女学校卒業。
13歳頃から池田龍甫に日本画を習っていたため東京女子美術学校(現在の女子美術大学)日本画科に入学。
1921年/油絵科に転科。岡田三郎助に師事。
1923年/同校卒業。同郷の画家深沢省三と結婚。
1925年/二科会展に初入選。
1937年/第1回一水会展に出品。
1947年/第1回女流画家展に出品。
1949年/一水会優賞受賞。
1952年/一水会委員となる。
戦後、盛岡短大・自由学園等で美術の指導にあたる。
1964年/この頃から約20年、軽井沢の堀辰雄1412番山荘で夏を過ごし、高原の野の花を多く描く。また、戦前・戦後を通じ堀辰雄、立原道造、津村信夫ら文学者と交流し、本の装幀なども数多く手がける。
1980年/深沢紅子展(岩手県民会館)
1985年/深沢紅子展 親しい人 優しいひとたち(日本橋高島屋)
1992年/深沢紅子野の花展(軽井沢高原文庫)
1993年/深沢紅子展(練馬区立美術館)
3月25日、山中湖山荘にて死去 90歳
1996年/7月、軽井沢に深沢紅子野の花美術館開館。9月、盛岡に深沢紅子野の花美術 館開館。
<イベント>
「野の花さんぽ2018」
四季折々に塩沢湖畔に咲く花や植物たちを花の専門家がご案内いたします。
日時:7月21日(土)、8月18日(土)、9月8日(土)
各13時~15時頃
料金:1500円(2回目以降は1000円)、小中学生500円、未就学児無料 ※軽井沢タリアセン入園料を含む
定員:15名程度 <要予約>
講師:軽井沢サクラソウ会議・自然観察指導員 集合:深沢紅子野の花美術館
予約受付は随時。FAX、電話で受け付けます。FAX:0267-45-6466 TEL:0267-45-3662
深沢紅子野の花美術館
Kouko Fukazawa Nonohana Museum
〒389‐0111
長野県北佐久郡軽井沢町長倉217
Tel.0267-45-3662
Fax.0267-45-6466
http://www.karuizawataliesin.com
<アクセス>
JR北陸新幹線・しなの鉄道「軽井沢駅」下車、タクシー約10分、または、しなの鉄道「中軽井沢駅」下車、タクシー約7分。
上信越自動車道・碓氷軽井沢I.C.より車で約15分。
<急行塩沢湖線>7/14~通年「軽井沢駅北口バスターミナル④番」→「塩沢湖」下車(有料410円)
<町内循環バス 東・南廻り線>通年「軽井沢駅北口バスターミナル①番」→「塩沢湖」下車(有料200円)