天使とキューピッド展

場所:ペイネ美術館   開催期間:2019-03-01〜2019-07-10  お問い合わせ:0267-46-6161

ペイネ作品に登場する主なモチーフの一つに、「天使とキューピッド」があります。今回の企画展では、彼が好んで描いた「天使とキューピッド」を中心にご紹介します。彼らはキャンバス中を飛び回り、いたずらやハートをかけ渡ししたり、音楽を奏でたりします。容姿は羽根を生やし、子供の姿で愛らしく、ペイネ作品の彩りになくてはならないキャラクターです。彼らは、元々どのように生まれてきた存在なのでしょうか。ペイネはなぜ天使とキューピッドを好んで登場させ、そこにどのようなメッセージが隠されていたのでしょう。今までさりげなく見ていた天使とキューピッドが、少し違って見えてくるかもしれません。モチーフから読み解くペイネの世界を、原画作品・版画作品・関連資料あわせ、約60点でご覧いただきます。
この展覧会が、ペイネの作品世界を深く知るきっかけになれば幸いです。なお、天使・キューピッドの謂れには諸説あり、本企画展ではその一部分のみを紹介しておりますので予めご了承ください。
【主な展示作品】「窓辺の恋人たち」(水彩・1991)、「永遠の愛」(ペン画・1984) 、「天使に囲まれて」(リトグラフ・
1976~1985)など。


Raymond Peynet 「天使に囲まれて」
©ADAGP,Paris&JASPAR,Tokyo,2019