森にあつまれ「鳥の絵本」原画展

場所:絵本美術館&コテージ森のおうち   開催期間:2023-04-14〜2023-07-03  お問い合わせ:絵本美術館 森のおうち TEL0263-83-5670

飛ぶ姿に様々な想像をかきたてられ、希望を託して描かれることの多い鳥の絵本に焦点をあて、「森にあつまれ“鳥の絵本”原画展」として、下記の通り展示を致します。
 『鳥の巣ものがたり』、『ツバメのたび』を描いた鈴木まもるさんは、画家・絵本作家でありながら、鳥の巣研究家としても活躍しています。日本だけでなく世界にも足を伸ばし、自ら、ヒナが巣立ってもう使わない鳥の巣を集めています。今回は、絵本原画、タブロー作品と共に、「小さな鳥の巣の向こうに大きな地球の多様な自然があることを感じてもらえると嬉しい」と、鈴木さんが収集した本物の鳥の巣の中から数点を展示致します。
 また、飛ばされたむぎわら帽子を探して、ことりの世界に迷い込んだ女の子・まいちゃんのファンタジー絵本『ことりの デパート』では、私たちの身近にいるスズメ、ウグイス、キジバト、ヤマガラ、フクロウなどが登場して、一緒にお買い物を楽しみます。柔らかい色使いのカラフルさが心を弾ませてくれる絵本原画です。
 そして、宮沢賢治の童話『よだかの星』の部屋では、いせひでこさんが1985年に制作した絵本原画とともに、絵本制作後、「孤高の星のレゾンデートル(存在理由)を象徴的に描こう」と、1枚だけ制作したタブロー作品も同時にご覧頂きます。
 また、自然をみつめ、身の回りの環境や地球の明るい未来を考えてもらえる機会にしたいと、6月4日(日)には「鈴木まもる講演会」も予定しています。

【展示作品】
『鳥の巣ものがたり』、『ツバメのたび』 鈴木まもる/作・絵(偕成社)
『よだかの星』 宮沢賢治/作、伊勢英子/絵 (講談社)
『ことりのデパート』苅田澄子/文、まるやまあやこ/絵(世界文化社)
以上、原画全点
タブロー「よだかの星」 伊勢英子/絵
鈴木まもるタブロー作品
鳥の巣(実物)


絵本美術館&コテージ 森のおうち
開館時間●9:30~17:00(最終入館は閉館30分前まで、変更日は当館HP参照)
休館日●木曜※ゴールデンウィーク期間中無休、5/8(月)振替休館
入館料●大人800円 小・中学生500円 3歳以上250円 3歳未満無料
〒399-8301 長野県安曇野市穂高有明2215-9 TEL0263-83-5670 FAX0263-83-5885
http://morinoouchi.com/