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エルツおもちゃ博物館2025秋冬展「おもちゃが灯すクリスマス」

内容:エルツ地方を代表する木のおもちゃ「クリスマスピラミッド」や「シュヴィップボーゲン」などの灯すタイプのおもちゃや、火をつけて楽しむ「パイプ人形」を中心に展示、光や木のあたたかみを感じられるクリスマスを展開する。このほか、オーナメントや、サンタのミニチュアやくるみ割り人形など、クリスマスを盛り立てるおもちゃの紹介も。

画像キャプション:シュヴィップボーゲン/Knuth Neuber

開館時間:【10月】9:30~17:00 【11月~1月】10:00~16:00 ※最終入館は閉館の30分前

休館日:【10月・11月】火曜日 【12月・1月】火~金曜日 ※12/24(水)~12/31(水)、1/2(金)は開館 ※1/13(火)~3/6(金)までは冬期休館

入館料:
【エルツおもちゃ博物館・軽井沢単館の場合】
大人 800円 中高生 550円 小学生 400円 
【軽井沢絵本の森美術館との2館共通セット券の場合】
大人 1,500円 中高生 1,000円 小学生 700円
※小学生以下のお客様は保護者の方と入館ください。
※小学生未満無料。


軽井沢絵本の森美術館2025秋冬展「魔法の絵本」

内容:「昔話の魔法」「魔法の使い手」「季節の魔法」の3つのテーマに分けて、魔法やキャラクターが出てくる絵本を、原画とともに紹介。「昔話の魔法」では、「白雪ひめ」「灰かぶり」といったグリム童話を中心にした魔法の場面を紹介。「魔法の使い手」では、魔法使いやサンタクロース、ピーター・パンといった存在に注目する。「季節の魔法」では、絵本から春夏秋冬それぞれの魔法を感じてもらう。幻想的な作風中心エロール・ル・ルカインの絵本原画を中心に、幻想的な絵本の世界に浸る。

画像キャプション:エロール・ル・カイン『魔法をかけられた学校 A School Bewitched』©1985 Errol Le Cain

開館時間:【10月】9:30~17:00 【11月~1月】10:00~16:00 ※最終入館は閉館の30分前

休館日:【10月・11月】火曜日 【12月・1月】火~金曜日 ※12/24(水)~12/31(水)、1/2(金)は開館 ※1/13(火)~3/6(金)までは冬期休館

入館料:
【軽井沢絵本の森美術館/ピクチャレスク・ガーデン単館の場合】
大人 1,000円 中高生 700円 小学生 500円 
【エルツおもちゃ博物館・軽井沢との2館共通セット券の場合】
大人 1,500円 中高生 1,000円 小学生 700円
※小学生以下のお客様は保護者の方と入館ください。
※小学生未満無料。


秋季企画展「記録された戦争の時代」

今年は戦後80年の節目の年です。アジア・太平洋戦争を経験した人々の数は急速に減少しており、当時の話を聴く機会は失われつつあります。殊に、兵士や義勇軍として戦った経験や満蒙開拓団の経験を語れる方はもうほとんどおらず、聴きたくても聴けないような状況となっています。近年は、伊那市内でも日露戦争の時代からの戦争関係の記録や満蒙開拓団に関する貴重な史料、日記や手紙などが博物館に寄せらるようになってきました。
今回の企画展は、こうした戦争が行われた時期の記録に注目し、人々が何を考え、どう生きたのかを振り返ります。一度戦争が始まってしまうとどうなるのか、また、平和とは何かについて改めて考えるきかっけにしていただきたいと思います。

会  期  令和7年(2025)9月13日(土)~12月14日(日)
開館時間  9時~17時(入館は16時30分まで)
休 館 日  9月16日・24日・29日、10月6日・14日・20日・21日・27日、
      11月4日・10日・17日・18日・25日、12月1日・8日
入 館 料  一般400円(20名以上の団体は1名あたり300円)
      高校生以下及び18歳未満無料
      ※ 身体障がい者手帳、療育手帳、精神障がい者保健福祉手帳を
       お持ちの方とその付き添いの方1名は入館料を免除
      ※ 9月27日(土)は開館記念の日にちなみ入館無料
主  催  伊那市教育委員会(伊那市立高遠町歴史博物館)
協  力  公益社団法人上伊那教育会、伊那市立東春近小学校、
      高嶋信一氏、橋爪鼎氏、橋爪昌代氏ほか


秋葉 絢 ガラス展

  • 場所:北澤美術館
  • 開催期間:2025-10-11〜2025-11-09
  • お問い合わせ:0266586000

ガラス作家、秋葉絢さんの個展です。

秋葉さんは、熔けたガラスを石膏型に巻き付けて成形するコアガラスと、バーナーワーク技法を組み合わせ、蓋物や帯留などを制作しています。日常の中で見つけた心をくすぐられるような一瞬をとらえ、情感豊かに表現した作品たちは、そこに在る物語を感じさせます。

掌に乗る小さなガラスの中に広がる世界をお楽しみください。


◆作家在廊日
10月9日(土)、11月9日(日)


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■開催情報
会期:2025年10月11日(土)~11月9日(日)
開館時間:9:00~17:00 ※最終入館は16:30まで

入館料:大人1000円/中学生500円/小学生以下無料
団体(8名以上)各入館料より100円引
※この入館料で北澤美術館のすべての展示室をご覧になれます。

■会場
北澤美術館 1F・多目的ギャラリー
〒392-0027 長野県諏訪市湖岸通り1-13-28
0266-58-6000
https://kitazawa-museum.or.jp


なんという目だ! ―北斎にはこう見える―

  • 場所:北斎館
  • 開催期間:2025-10-11〜2025-12-07
  • お問い合わせ:026-247-5206

生涯何万点もの絵を描いたという北斎は、凄まじい描写力の持ち主だ。同時に鋭い「目」の持ち主でもある。北斎が描く動物や植物は、今にも動き出しそうなほどの躍動感と生命力に満ち溢れている。北斎は空に渦巻く雲や、矢のように勢いよく降り注ぐ雨、雲間を一瞬で駆け抜ける雷などをも、自身の目を通し掴み取ることができる絵師だった。

読本挿絵などに見られる爆発によって弾き起きる凄まじい閃光の表現は、モノクロ作品であるものの、思わず目を覆いたくなるような眩しささえ感じさせる。これら作品に見られる狂いのないデッサン力、描写力には驚かされるが、それも北斎のものをとらえる鋭い「目」の賜物だろう。

この展覧会であなたもきっと口にしてしまうことだろう。「北斎の目はなんという目だ!」


令和7年度 アーティスト育成展の出品者を募集しています (長野県ゆかりのアーティストを支援します)

岡谷美術考古館では、長野県ゆかりのアーティストまたはグループに対する未来に向けた育成及び支援を目的として、令和8年2月下旬から3月中旬に当館1階 企画展示室を個展会場として無償で提供いたします。

ご希望の方はぜひご応募ください。

募集期間:募集期間:令和7年10月10日(金)まで

※ 詳しくは、ホームページをご覧ください。
https://okaya-museum.jp/archives/7469


辰野登恵子展 どこにでもあるものたちのどこにもない世界

絵画の可能性を追求し、常に新しい挑戦を重ねて日本の現代美術を牽引してきた画家 辰野登恵子(1950-2014)。辰野は油彩やさまざまな技法の版画でよく知られていますが、ドローイング(主に線で描く即興性の強い絵画)も多数制作しています。
辰野はどこにでもあるような何気ないものから着想を得て、美しい色や印象的な形が織りなす独創的な絵画を制作しました。そのうちドローイングは、パステルや鉛筆などを使い、のびのびとしたスピード感のある筆致で描かれ、思い浮かべた形や色をいち早く描き留めたかのようです。まるで辰野が描いている光景が目の前に現れるかのような、新鮮な魅力を持っています。
本展では、そうした辰野のドローイング作品を油彩や版画と併せて展示します。


企画展「村山写真室 生活と遺影」

村山写真室(むらやましゃしんしつ)は、富士見町在住の写真家・村山理世による制作活動です。村山は1983年に三重県に生まれました。京都造形芸術大学中退後、ファッションフォトグラファーのアシスタントを経て独立、2018年より村山写真室の活動を開始します。以来、身体と触れ合う物質としての写真が、私たちの生活にもたらす効用を研究し続けています。
その実践では、写真の工芸的側面が重視されます。ポートレイトを焼き付けた和紙、真鍮の写真立て、木工職人と製作する栗材の額縁――どのような素材や形を用いることで、写真とそれを見る/手に取る身体とのかかわりが豊かになるのか。その問いとともに、写真の物質性をめぐる探求が展開されます。
人々の喪失の経験に焦点を当てた「物の遺影」シリーズでは、故人の遺品や依頼者が手放すことになった私物の姿が残され、肖像に限定しない遺影のかたちが提示されます。様々な喪失を生きる私たちにとって、遺影は死者との確かな接点です。流れ続ける現在と止まったままの過去が日々のなかで滲み合い、ヴァルター・ベンヤミンが提起した「触覚的な受容」が生活者と写真の間で実現されることを、村山写真室は企図しています。
このたび八ヶ岳美術館では、村山写真室の撮影活動をご紹介します。様々な生活に溶け込む制作物が、現代の写真という文化を見つめ直すきっかけとなれば幸いです。

展覧会名称:八ヶ岳美術館企画展「村山写真室 生活と遺影」
会 期:令和7(2025)年9月20日(土)~12月7日(日)
主 催:八ヶ岳美術館、原村、原村教育委員会
協   賛:スワテック建設株式会社、諏訪信用金庫、株式会社イツミ、たてしな自由農園
入 館 料:高校生以上510円(460円)、小中学生250円(200円) 
※()内は20名以上の団体料金。諏訪6市町村内の小中学生は学生証や
       図書カードなどの提示により無料で入館できます。

【関連イベント】
●<鼎談> 村山理世 × 石垣純子(mountain bookcase 店主)× 平林壮太(八ヶ岳美術館)
日時:2025年9月21日(日) 11:00~12:00
会場:八ヶ岳美術館 第一展示室
参加費:無料(入館料別途)
予約不要

八ヶ岳美術館(原村歴史民俗資料館)
〒391-0115 長野県諏訪郡原7217-1611  
TEL&FAX:0266-74-2701
URL: https://yatsubi.com
担当:平林


企画展「mikagyota植物画展 Fenêtre(フネ―トル)」

mikagyota(ミカギョウタ)は、原村出身の植物画家・行田美香の創作活動名です。セロリ農家に生まれ育ち18歳で上京、2012年よりフランスのフローリストの巨匠として知られるクリスチャン・トルチュに師事しました。トルチュの「あらゆる自然を分け隔てなく愛し、美しく魅せる」という精神に共鳴し、2021年から植物画の制作を開始。正しさや美しさだけではなく物語が始まるような絵画を描きたい、あるいは植物好きの誰かが待っていた一枚の絵となればと願い、制作しています。いまの外の空気はどうなのかと季節にまなざしを向ければ、せわしない現代社会のなかでも心がすこし軽くなる、そんな思いから、うつりゆく季節はその創作にとってかけがえのないテーマとなってきました。
彼女の描いた植物の絵画を飾ったとき、そこにもう一つ、窓ができたように感じたという言葉に着想を得た本展では、各地に散らばる作品も集めて、春夏秋冬の窓(仏:fenêtre)が展示室に揃います。窓を覗き込めば様々な季節との出会いがあります。それぞれの季節と一人ひとりの思い出とが交錯し、内面に向き合う時間となれば幸いです。小さな絵画のなかに宿る植物と季節の魅力を、ぜひ覗きにお出かけください。
展覧会名称:八ヶ岳美術館企画展「mikagyota植物画展 Fenêtre(フネ―トル)」
会 期:令和7(2025)年9月20日(土)~12月7日(日)
主 催:八ヶ岳美術館、原村、原村教育委員会
協   賛:スワテック建設株式会社、諏訪信用金庫、株式会社イツミ、たてしな自由農園
入 館 料:高校生以上510円(460円)、小中学生250円(200円) 
※()内は20名以上の団体料金。諏訪6市町村内の小中学生は学生証や
       図書カードなどの提示により無料で入館できます。

【関連イベント】
■〈作家在館〉Artist Meet & Greet
画家mikagyotaが美術館に滞在し、ひとりひとりの鑑賞者とカジュアルにお話しながら制作のインスピレーションや描かれた植物の物語など作品について紹介する一日。
日時:2025年9月20日(土)・12月7日(日)11:00~15:30
会場:八ヶ岳美術館 第2展示室
参加費:無料(入館料別途)

【作家プロフィール】 行田美香 /Mika Gyota
八ヶ岳の懐、長野県原村の生まれ。父母はセロリ農家。18歳で上京し、2012年よりフランスのフローリスト、クリスチャン・トルチュ氏に師事。あらゆる自然を分け隔てなく愛し、美しく魅せる彼の精神は今の創作活動に大きな影響を与えてくれました。2021年、mikagyotaとして植物画の活動を開始。フローリストとして表現しきれなかった季節の現在地。そしてより多くの植物を扱いながら自然の楽しさ、美しさを伝えています。

八ヶ岳美術館(原村歴史民俗資料館)
〒391-0115 長野県諏訪郡原7217-1611  
TEL&FAX:0266-74-2701
URL: https://yatsubi.com
担当:塚崎


令和7年度企画展「『美しい村』の幻像(イマアジュ)」

  • 場所:堀辰雄文学記念館
  • 開催期間:2025-07-19〜2025-12-27
  • お問い合わせ:堀辰雄文学記念館 tel:0267-45-2050

 当館では、現在、令和7年度企画展「『美しい村』の幻像(イマアジュ)」を開催しています。
 本企画展では、堀辰雄の小説「美しい村」の世界を、堀の旧蔵書コレクション(書き込み入)や旧軽井沢の風景、文学者たちの書簡等と併せてご紹介します。
 会期中、関連イベントとしてさまざまな講座や会を開催します。みなさまのご来館とご参加を心よりお待ちしています。

開館時間:9時〜17時(入館は16時30分まで)
休館日:水曜日(※7/15〜10/31は無休)、年末年始(12月28日〜1月4日)
入館料:大人400円、小中高生200円(追分宿郷土館と共通)


企画展 日中戦争、太平洋戦争下の安曇野の人々

 先の大戦では、ここ安曇野市域においても人びとは、戦地への出征、銃後の地域社会を支えるなど、それぞれに戦争を経験しました。
 本企画展では、生きては帰れぬ特別攻撃(特攻)に出撃して命を落とした若者二人、上原良司さんと浅川又之さん、 女学校を卒業し女子挺身隊員として軍需工場の作業に動員され身体をこわし17歳の誕生日の11日後になくなった中島良子さん、それを受け止めなければならなかった親族のつらい気持ちを、残された書簡、写真や証言などから紹介します。
加えて、満州開拓に向かった人々の新資料、旧堀金村教育委員会が1967年(昭和42)に実施し「戦時 出征、戦没 満州開拓者」のアンケートとともに集められた遺影を展示します。
 どうして、多くの人々が命を落とさなければいけない時代だったのでしょう。
 平和を守り、戦争を二度と繰り返さないためには、戦争の経験を伝えていくことが重要です。
 本企画展により、改めて先の大戦の悲惨さと平和の大切さを考えてみませんか。

関連イベント
【講座】安曇野の戦争遺跡を考える
講師 原 明芳(当館館長)
日時 8月30日(土) 13:30-15:00
会場 豊科郷土博物館2階学習室
参加費 要入館料
定員 30名(先着順)
申込 8月20日(水)9:00より電話にて受付

【現地見学会】豊科の戦争遺跡を歩く
案内人 原 明芳(当館館長)
日時 10月4日(土)9:00-12:00
場所 9:00豊科郷土博物館集合
参加費 100円(資料代等)
定員 20名(先着順)
申込 9月20日(土)9:00より電話にて受付
*博物館ブックレット7「安曇野の戦争と、戦争遺跡」をお持ちの方はご持参ください。

【ギャラリートーク】
日時 8月23日(土) 9月20日(土) 1日2回
   午前10:00-11:00 午後13:30-14:30
参加費 要入館料
申込 不要


開館30周年記念特別企画展 数寄者 服部山楓

  • 場所:サンリツ服部美術館
  • 開催期間:2025-09-09〜2025-11-24
  • お問い合わせ:サンリツ服部美術館 0266-57-3311

 サンリツ服部美術館は、2025年6月に開館30周年を迎えました。これを記念し、当館の茶道具コレクションの礎を築いた数寄者・服部山楓(1900~74)に焦点を当てた展覧会を開催いたします。
山楓は本名を正次といい、時計王・服部金太郎(1860~1934)の次男として生まれ、戦後間もなく服部時計店3代目社長に就任します。高精度の時計の開発に尽力し、昭和39年(1964)開催の東京オリンピック公式時計に採用され、世界初のクォーツ腕時計の商品化に成功するなど、セイコーを国際的なブランドへと発展させました。
一方、山楓は茶の湯に親しんだ人物としても知られ、自らの美意識にかなった茶道具や美術品を蒐集し、数多くの茶会を開きます。趣向を凝らすだけでなく、わびも感じさせる山楓の茶は評判となり、東京を代表する数寄者としてその名が広まっていきました。
本展では、山楓ゆかりの作品を前後期合わせて約60点展示いたします。茶会で披露された茶道具などを通じて、数寄者・服部山楓の姿に触れる機会となりましたら幸いです。


開館30周年記念 絵の中の時間

  • 場所:サンリツ服部美術館
  • 開催期間:2025-09-09〜2026-04-12
  • お問い合わせ:サンリツ服部美術館 0266-57-3311

サンリツ服部美術館の服部一郎記念室では、これまでセイコーエプソン株式会社初代社長の服部一郎(1932~87)が蒐集した近現代の絵画作品をご紹介してまいりました。このたびはそのなかから時間をテーマに作品をご紹介いたします。
時間は私たちの周りを常に流れ、過去から現在、現在から未来へのうつり変わりとして意識されています。目には見えないため非常にとらえにくいものですが、絵画には時刻や瞬間、永遠など時間に関する様々なものが表現されてきました。
服部一郎は服部時計店三代目社長の服部正次の長男で、自身も将来経営に関わる身として時計の開発製造にも携わりました。彼のコレクションの中には時計が描かれた作品がいくつもあり、時計、ひいては時間というものに興味、関心を持っていたことは容易に想像できます。
本展では開館30周年を記念し、一郎に馴染みの深い時計をテーマにした作品をご紹介するとともに、絵画の中に表された様々な時間に注目して作品をご紹介いたします。形のない時間の表現をお楽しみください。


「チャッピィ」と「ベルナルさん」と写真をとろう!

軽井沢絵本の森美術館2025年夏展「イソップ童話とどうぶつ絵本」で原画を展示中の、いまいあやの作『チャッピィの家』『ベルナルさんのぼうし』(どちらもBL出版)の主役・チャッピィとベルナルさんのフォトスポットが登場します。
ぜひいっしょに撮影して、「どうぶつ絵本」の世界に浸ってみてください!
場所は、軽井沢絵本の森美術館第2展示館です。※軽井沢絵本の森美術館への入館が必要です。
詳細はホームページをご覧ください。
https://museen.org/news/2571/


特別展 「陸軍伊那飛行場とその時代2 ~伊那に眠る巨大な戦争遺跡~」

  • 場所:伊那市創造館
  • 開催期間:2025-07-26〜2025-12-26
  • お問い合わせ:伊那市役所 教育委員会 生涯学習課 創造館 電話:0265-72-6220 ファクス:0265-74-6829 メールアドレス:szk@inacity.jp

昨年、公開した特別展「陸軍伊那飛行場とその時代」。
戦後80年の今年、新たな知見を得て第2弾の公開です。
今回は西箕輪に計画されていた第2飛行場についての事柄や、新発見の資料から判明した伊那国民学校の軍事工場転用計画など、新たに判明した事実を掘り起こします。

「昭和二十年度 國民學校関係書類」の中から発見した新たな資料。
そして、なんと練習機「赤とんぼ」のプロペラを展示します。

会 期 令和7年7月26日(土曜)~令和7年12月26日(金曜)
時 間 午前10時~午後5時(最終入場は午後4時45分)
会 場 伊那市創造館 1階 特別展示室
休館日 毎週火曜日休館
観覧料 無料


ご来館をお待ちしております。


想いをつたえるミニチュア展 ~エルツ地方のおもちゃ工房をたどって~(後期展)

【展示内容】
 ドイツ・エルツ地方は、木のおもちゃ作りで世界的に有名な地域です。「おもちゃの町」として名高いザイフェンをはじめ、木のおもちゃ作りを営む地域が多くあります。エルツ地方のおもちゃ工房では、「くるみ割り人形」などの伝統的なおもちゃの他に、多彩なミニチュアも制作されています。
 例えば、ライヒセンリンク工房では、春にぴったりな「花」のミニチュアが、エミール・ヘルビッヒ工房では、グリム童話や動物、絵画などをモチーフにした、木彫りのミニチュアが制作されています。
 本展では、エルツ地方のおもちゃのなかでも、ミニチュアを中心に展示します。1つ1つ手作業で作られているミニチュアのなかには、それを制作する工房の想いやこだわりが込められています。ミニチュアがつくる世界を楽しみながら、エルツ地方のおもちゃ工房を知る機会になれば幸いです。

【代表画像キャプション】
お花屋さんのミニチュア、はちみつ屋さんのミニチュア、花の木/FLADE


イソップ童話とどうぶつ絵本

【展示内容】
 「イソップ童話」は主に、動物たちの掛け合いや行動から、教訓や風刺を伝えるお話です。教育の一環としても読まれてきた一方、登場する動物たちの習性が物語に活かされており、「どうぶつ絵本」としての側面もあります。
 例えば「ライオンとネズミ」では、ライオンがネズミを見つけ食べようとしたところ、命ごいをされ、ライオンは見逃します。その後、ライオンが網にかかってしまったとき、ネズミが網をかみちぎって助けてくれます。ここには、ライオンの「大きくて強い、百獣の王」のイメージと、ネズミの「小さくて小回りがきき、強い前歯を持つ」という特徴が反映されています。イソップ童話は、動物のお話としての魅力も持つのです。
 本展では、佐久市在住の絵本作家・いまい あやの氏による『イソップ物語 13のおはなし』を中心に、さまざまなどうぶつ絵本の原画を紹介します。絵本に描かれる動物の特徴やキャラクター性をと照らし合わせながら、どうぶつ絵本の世界を楽しんでいただけたら幸いです。

【代表画像キャプション】
いまいあやの「ライオンとネズミ」『イソップ物語 13のおはなし』©2012 Ayano Imai/BL出版


知られざる秀逸コレクション 東京・足立区立郷土博物館所蔵浮世絵名品展

  • 場所:北斎館
  • 開催期間:2025-05-25〜2025-10-05
  • お問い合わせ:026-247-5206

1986年の開館以来、足立区ゆかりの歴史・美術資料の発掘と収集に尽力されている足立区立郷土博物館には、1000点を超える浮世絵版画のコレクションが収蔵されています。松方三郎旧蔵品を中核としたこのコレクションは、初期浮世絵の奥村政信に始まり、錦絵の創始者鈴木春信や歌麿、北斎、広重、といった人気絵師、さらには明治期の小林清親にまで至る広範なものです。また、現代でも人気の高い歌川国芳の名品や近年注目を集める小原古邨の作品などが含まれる稀少性・先見性もこのコレクションの大きな魅力の一つでしょう。本展ではこの秀逸コレクションの全貌を4期に分けてご紹介します。

【第一期】初期から歌麿まで
5月24日㈯〜6月22日㈰

【第二期】栄之・北斎・英泉
6月28日㈯〜7月27日㈰

【第三期】歌川派の全盛
8月2日㈯〜8月31日㈰

【第四期】明治から昭和へ
9月6日㈯〜10月5日㈰


2025年度 特別展「万国博覧会のガレ」

  • 場所:北澤美術館
  • 開催期間:2025-03-22〜2026-03-10
  • お問い合わせ:0266586000

■展覧会内容

科学と技術の進歩の時代といわれる19世紀。それを象徴する催しが、1851年にロンドンで第1回目が開催された万国博覧会です。最新の発明や発見、遠い異国の生き物や風俗が一大パノラマを展開する光景に、皇帝から庶民まで老若男女が目を見張り、興奮の渦に包まれました。

パリでは1855年から1900年までに5回の万博が開かれました。ガラス工芸家エミール・ガレ(1846-1904)はその機会を活かし、回を重ねる毎に成功を勝ち取っていったのです。
ジャポニスムの熱狂を体験した1867年、若き工芸家としてデビューを飾った1878年。エッフェル塔が建設された1889年に初のグランプリを獲得、1900年に再びグランプリに輝き工芸家としてのキャリアの頂点に立ちます。

本展では、20年振りに日本で開催される「2025年大阪・関西万博」にちなみ、万国博覧会出品作を中心にガレの活動を振り返ります。良きライバルとして競い合ったドーム兄弟による万博出品作、1925年のアール・デコ博覧会で脚光を浴びたルネ・ラリックの作品も、あわせて展示いたします。


■開催情報
会期:2025年3月22日(土)~2026年3月10日(火)
開館時間:9時~18時(4月~9月)、 9時~17時(10月~3月)
※最終入館は閉館時間の30分前まで
会期中の休館日:5/20、9/2、10/1、11/25、12/31、1/1、2/24
入館料:大人(高校生以上)1000円/中学生500円/小学生以下無料
団体(8名以上)各入館料より100円引

■会場
北澤美術館 
〒392-0027 長野県諏訪市湖岸通り1-13-28
0266-58-6000
https://kitazawa-museum.or.jp

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【関連イベント】
■記念講演会『エミール・ガレ 万国博覧会への挑戦』
講師:池田まゆみ(北澤美術館 主席学芸員)
日時:2025年5月10日(土) 14時~15時
参加費:無料(要入館券)、申込み不要

■学芸員によるギャラリートーク
展示の見どころや作品について解説します。
日時:毎月1回(約30分)
※開催日時は当館ホームページの「お知らせ」、SNSに掲載します。
参加費:無料(要入館券)、申込み不要
          

■ワークショップ 『ミクロモザイクのアクセサリー作り』
イタリア発祥の伝統工芸。小さくカットしたガラスで模様を描き、アクセサリーを作ります。
講師:Eriko氏(ミクロモザイクcoloe 主宰)
日時:2025年7月19日(土)、8月24日(日)、9月20日(土)
   各日 ①10:30、②13:00、③15:00開始(所要60~90分)
定員:各回4名(予約優先・空席があれば当日受付可)
参加費:真鍮枠ピンブローチ または ペンダントトップ 各5500円
    木枠大ピンブローチ 4400円・木枠小ストラップ 3850円※すべて税込
※入館料は別途必要
※ワークショップ事前予約割引:入館料を大人500円、中学生300円に割引いたします。
(通常大人1,000円、中学生500円/当日入館時のWS申し込みは、通常入館料金)


エルツおもちゃ博物館2025秋冬展「おもちゃが灯すクリスマス」

内容:エルツ地方を代表する木のおもちゃ「クリスマスピラミッド」や「シュヴィップボーゲン」などの灯すタイプのおもちゃや、火をつけて楽しむ「パイプ人形」を中心に展示、光や木のあたたかみを感じられるクリスマスを展開する。このほか、オーナメントや、サンタのミニチュアやくるみ割り人形など、クリスマスを盛り立てるおもちゃの紹介も。

画像キャプション:シュヴィップボーゲン/Knuth Neuber

開館時間:【10月】9:30~17:00 【11月~1月】10:00~16:00 ※最終入館は閉館の30分前

休館日:【10月・11月】火曜日 【12月・1月】火~金曜日 ※12/24(水)~12/31(水)、1/2(金)は開館 ※1/13(火)~3/6(金)までは冬期休館

入館料:
【エルツおもちゃ博物館・軽井沢単館の場合】
大人 800円 中高生 550円 小学生 400円 
【軽井沢絵本の森美術館との2館共通セット券の場合】
大人 1,500円 中高生 1,000円 小学生 700円
※小学生以下のお客様は保護者の方と入館ください。
※小学生未満無料。


軽井沢絵本の森美術館2025秋冬展「魔法の絵本」

内容:「昔話の魔法」「魔法の使い手」「季節の魔法」の3つのテーマに分けて、魔法やキャラクターが出てくる絵本を、原画とともに紹介。「昔話の魔法」では、「白雪ひめ」「灰かぶり」といったグリム童話を中心にした魔法の場面を紹介。「魔法の使い手」では、魔法使いやサンタクロース、ピーター・パンといった存在に注目する。「季節の魔法」では、絵本から春夏秋冬それぞれの魔法を感じてもらう。幻想的な作風中心エロール・ル・ルカインの絵本原画を中心に、幻想的な絵本の世界に浸る。

画像キャプション:エロール・ル・カイン『魔法をかけられた学校 A School Bewitched』©1985 Errol Le Cain

開館時間:【10月】9:30~17:00 【11月~1月】10:00~16:00 ※最終入館は閉館の30分前

休館日:【10月・11月】火曜日 【12月・1月】火~金曜日 ※12/24(水)~12/31(水)、1/2(金)は開館 ※1/13(火)~3/6(金)までは冬期休館

入館料:
【軽井沢絵本の森美術館/ピクチャレスク・ガーデン単館の場合】
大人 1,000円 中高生 700円 小学生 500円 
【エルツおもちゃ博物館・軽井沢との2館共通セット券の場合】
大人 1,500円 中高生 1,000円 小学生 700円
※小学生以下のお客様は保護者の方と入館ください。
※小学生未満無料。


秋季企画展「記録された戦争の時代」

今年は戦後80年の節目の年です。アジア・太平洋戦争を経験した人々の数は急速に減少しており、当時の話を聴く機会は失われつつあります。殊に、兵士や義勇軍として戦った経験や満蒙開拓団の経験を語れる方はもうほとんどおらず、聴きたくても聴けないような状況となっています。近年は、伊那市内でも日露戦争の時代からの戦争関係の記録や満蒙開拓団に関する貴重な史料、日記や手紙などが博物館に寄せらるようになってきました。
今回の企画展は、こうした戦争が行われた時期の記録に注目し、人々が何を考え、どう生きたのかを振り返ります。一度戦争が始まってしまうとどうなるのか、また、平和とは何かについて改めて考えるきかっけにしていただきたいと思います。

会  期  令和7年(2025)9月13日(土)~12月14日(日)
開館時間  9時~17時(入館は16時30分まで)
休 館 日  9月16日・24日・29日、10月6日・14日・20日・21日・27日、
      11月4日・10日・17日・18日・25日、12月1日・8日
入 館 料  一般400円(20名以上の団体は1名あたり300円)
      高校生以下及び18歳未満無料
      ※ 身体障がい者手帳、療育手帳、精神障がい者保健福祉手帳を
       お持ちの方とその付き添いの方1名は入館料を免除
      ※ 9月27日(土)は開館記念の日にちなみ入館無料
主  催  伊那市教育委員会(伊那市立高遠町歴史博物館)
協  力  公益社団法人上伊那教育会、伊那市立東春近小学校、
      高嶋信一氏、橋爪鼎氏、橋爪昌代氏ほか


秋葉 絢 ガラス展

  • 場所:北澤美術館
  • 開催期間:2025-10-11〜2025-11-09
  • お問い合わせ:0266586000

ガラス作家、秋葉絢さんの個展です。

秋葉さんは、熔けたガラスを石膏型に巻き付けて成形するコアガラスと、バーナーワーク技法を組み合わせ、蓋物や帯留などを制作しています。日常の中で見つけた心をくすぐられるような一瞬をとらえ、情感豊かに表現した作品たちは、そこに在る物語を感じさせます。

掌に乗る小さなガラスの中に広がる世界をお楽しみください。


◆作家在廊日
10月9日(土)、11月9日(日)


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■開催情報
会期:2025年10月11日(土)~11月9日(日)
開館時間:9:00~17:00 ※最終入館は16:30まで

入館料:大人1000円/中学生500円/小学生以下無料
団体(8名以上)各入館料より100円引
※この入館料で北澤美術館のすべての展示室をご覧になれます。

■会場
北澤美術館 1F・多目的ギャラリー
〒392-0027 長野県諏訪市湖岸通り1-13-28
0266-58-6000
https://kitazawa-museum.or.jp


なんという目だ! ―北斎にはこう見える―

  • 場所:北斎館
  • 開催期間:2025-10-11〜2025-12-07
  • お問い合わせ:026-247-5206

生涯何万点もの絵を描いたという北斎は、凄まじい描写力の持ち主だ。同時に鋭い「目」の持ち主でもある。北斎が描く動物や植物は、今にも動き出しそうなほどの躍動感と生命力に満ち溢れている。北斎は空に渦巻く雲や、矢のように勢いよく降り注ぐ雨、雲間を一瞬で駆け抜ける雷などをも、自身の目を通し掴み取ることができる絵師だった。

読本挿絵などに見られる爆発によって弾き起きる凄まじい閃光の表現は、モノクロ作品であるものの、思わず目を覆いたくなるような眩しささえ感じさせる。これら作品に見られる狂いのないデッサン力、描写力には驚かされるが、それも北斎のものをとらえる鋭い「目」の賜物だろう。

この展覧会であなたもきっと口にしてしまうことだろう。「北斎の目はなんという目だ!」


企画展「村山写真室 生活と遺影」

村山写真室(むらやましゃしんしつ)は、富士見町在住の写真家・村山理世による制作活動です。村山は1983年に三重県に生まれました。京都造形芸術大学中退後、ファッションフォトグラファーのアシスタントを経て独立、2018年より村山写真室の活動を開始します。以来、身体と触れ合う物質としての写真が、私たちの生活にもたらす効用を研究し続けています。
その実践では、写真の工芸的側面が重視されます。ポートレイトを焼き付けた和紙、真鍮の写真立て、木工職人と製作する栗材の額縁――どのような素材や形を用いることで、写真とそれを見る/手に取る身体とのかかわりが豊かになるのか。その問いとともに、写真の物質性をめぐる探求が展開されます。
人々の喪失の経験に焦点を当てた「物の遺影」シリーズでは、故人の遺品や依頼者が手放すことになった私物の姿が残され、肖像に限定しない遺影のかたちが提示されます。様々な喪失を生きる私たちにとって、遺影は死者との確かな接点です。流れ続ける現在と止まったままの過去が日々のなかで滲み合い、ヴァルター・ベンヤミンが提起した「触覚的な受容」が生活者と写真の間で実現されることを、村山写真室は企図しています。
このたび八ヶ岳美術館では、村山写真室の撮影活動をご紹介します。様々な生活に溶け込む制作物が、現代の写真という文化を見つめ直すきっかけとなれば幸いです。

展覧会名称:八ヶ岳美術館企画展「村山写真室 生活と遺影」
会 期:令和7(2025)年9月20日(土)~12月7日(日)
主 催:八ヶ岳美術館、原村、原村教育委員会
協   賛:スワテック建設株式会社、諏訪信用金庫、株式会社イツミ、たてしな自由農園
入 館 料:高校生以上510円(460円)、小中学生250円(200円) 
※()内は20名以上の団体料金。諏訪6市町村内の小中学生は学生証や
       図書カードなどの提示により無料で入館できます。

【関連イベント】
●<鼎談> 村山理世 × 石垣純子(mountain bookcase 店主)× 平林壮太(八ヶ岳美術館)
日時:2025年9月21日(日) 11:00~12:00
会場:八ヶ岳美術館 第一展示室
参加費:無料(入館料別途)
予約不要

八ヶ岳美術館(原村歴史民俗資料館)
〒391-0115 長野県諏訪郡原7217-1611  
TEL&FAX:0266-74-2701
URL: https://yatsubi.com
担当:平林


企画展「mikagyota植物画展 Fenêtre(フネ―トル)」

mikagyota(ミカギョウタ)は、原村出身の植物画家・行田美香の創作活動名です。セロリ農家に生まれ育ち18歳で上京、2012年よりフランスのフローリストの巨匠として知られるクリスチャン・トルチュに師事しました。トルチュの「あらゆる自然を分け隔てなく愛し、美しく魅せる」という精神に共鳴し、2021年から植物画の制作を開始。正しさや美しさだけではなく物語が始まるような絵画を描きたい、あるいは植物好きの誰かが待っていた一枚の絵となればと願い、制作しています。いまの外の空気はどうなのかと季節にまなざしを向ければ、せわしない現代社会のなかでも心がすこし軽くなる、そんな思いから、うつりゆく季節はその創作にとってかけがえのないテーマとなってきました。
彼女の描いた植物の絵画を飾ったとき、そこにもう一つ、窓ができたように感じたという言葉に着想を得た本展では、各地に散らばる作品も集めて、春夏秋冬の窓(仏:fenêtre)が展示室に揃います。窓を覗き込めば様々な季節との出会いがあります。それぞれの季節と一人ひとりの思い出とが交錯し、内面に向き合う時間となれば幸いです。小さな絵画のなかに宿る植物と季節の魅力を、ぜひ覗きにお出かけください。
展覧会名称:八ヶ岳美術館企画展「mikagyota植物画展 Fenêtre(フネ―トル)」
会 期:令和7(2025)年9月20日(土)~12月7日(日)
主 催:八ヶ岳美術館、原村、原村教育委員会
協   賛:スワテック建設株式会社、諏訪信用金庫、株式会社イツミ、たてしな自由農園
入 館 料:高校生以上510円(460円)、小中学生250円(200円) 
※()内は20名以上の団体料金。諏訪6市町村内の小中学生は学生証や
       図書カードなどの提示により無料で入館できます。

【関連イベント】
■〈作家在館〉Artist Meet & Greet
画家mikagyotaが美術館に滞在し、ひとりひとりの鑑賞者とカジュアルにお話しながら制作のインスピレーションや描かれた植物の物語など作品について紹介する一日。
日時:2025年9月20日(土)・12月7日(日)11:00~15:30
会場:八ヶ岳美術館 第2展示室
参加費:無料(入館料別途)

【作家プロフィール】 行田美香 /Mika Gyota
八ヶ岳の懐、長野県原村の生まれ。父母はセロリ農家。18歳で上京し、2012年よりフランスのフローリスト、クリスチャン・トルチュ氏に師事。あらゆる自然を分け隔てなく愛し、美しく魅せる彼の精神は今の創作活動に大きな影響を与えてくれました。2021年、mikagyotaとして植物画の活動を開始。フローリストとして表現しきれなかった季節の現在地。そしてより多くの植物を扱いながら自然の楽しさ、美しさを伝えています。

八ヶ岳美術館(原村歴史民俗資料館)
〒391-0115 長野県諏訪郡原7217-1611  
TEL&FAX:0266-74-2701
URL: https://yatsubi.com
担当:塚崎


令和7年度企画展「『美しい村』の幻像(イマアジュ)」

  • 場所:堀辰雄文学記念館
  • 開催期間:2025-07-19〜2025-12-27
  • お問い合わせ:堀辰雄文学記念館 tel:0267-45-2050

 当館では、現在、令和7年度企画展「『美しい村』の幻像(イマアジュ)」を開催しています。
 本企画展では、堀辰雄の小説「美しい村」の世界を、堀の旧蔵書コレクション(書き込み入)や旧軽井沢の風景、文学者たちの書簡等と併せてご紹介します。
 会期中、関連イベントとしてさまざまな講座や会を開催します。みなさまのご来館とご参加を心よりお待ちしています。

開館時間:9時〜17時(入館は16時30分まで)
休館日:水曜日(※7/15〜10/31は無休)、年末年始(12月28日〜1月4日)
入館料:大人400円、小中高生200円(追分宿郷土館と共通)


開館30周年記念特別企画展 数寄者 服部山楓

  • 場所:サンリツ服部美術館
  • 開催期間:2025-09-09〜2025-11-24
  • お問い合わせ:サンリツ服部美術館 0266-57-3311

 サンリツ服部美術館は、2025年6月に開館30周年を迎えました。これを記念し、当館の茶道具コレクションの礎を築いた数寄者・服部山楓(1900~74)に焦点を当てた展覧会を開催いたします。
山楓は本名を正次といい、時計王・服部金太郎(1860~1934)の次男として生まれ、戦後間もなく服部時計店3代目社長に就任します。高精度の時計の開発に尽力し、昭和39年(1964)開催の東京オリンピック公式時計に採用され、世界初のクォーツ腕時計の商品化に成功するなど、セイコーを国際的なブランドへと発展させました。
一方、山楓は茶の湯に親しんだ人物としても知られ、自らの美意識にかなった茶道具や美術品を蒐集し、数多くの茶会を開きます。趣向を凝らすだけでなく、わびも感じさせる山楓の茶は評判となり、東京を代表する数寄者としてその名が広まっていきました。
本展では、山楓ゆかりの作品を前後期合わせて約60点展示いたします。茶会で披露された茶道具などを通じて、数寄者・服部山楓の姿に触れる機会となりましたら幸いです。


開館30周年記念 絵の中の時間

  • 場所:サンリツ服部美術館
  • 開催期間:2025-09-09〜2026-04-12
  • お問い合わせ:サンリツ服部美術館 0266-57-3311

サンリツ服部美術館の服部一郎記念室では、これまでセイコーエプソン株式会社初代社長の服部一郎(1932~87)が蒐集した近現代の絵画作品をご紹介してまいりました。このたびはそのなかから時間をテーマに作品をご紹介いたします。
時間は私たちの周りを常に流れ、過去から現在、現在から未来へのうつり変わりとして意識されています。目には見えないため非常にとらえにくいものですが、絵画には時刻や瞬間、永遠など時間に関する様々なものが表現されてきました。
服部一郎は服部時計店三代目社長の服部正次の長男で、自身も将来経営に関わる身として時計の開発製造にも携わりました。彼のコレクションの中には時計が描かれた作品がいくつもあり、時計、ひいては時間というものに興味、関心を持っていたことは容易に想像できます。
本展では開館30周年を記念し、一郎に馴染みの深い時計をテーマにした作品をご紹介するとともに、絵画の中に表された様々な時間に注目して作品をご紹介いたします。形のない時間の表現をお楽しみください。


特別展 「陸軍伊那飛行場とその時代2 ~伊那に眠る巨大な戦争遺跡~」

  • 場所:伊那市創造館
  • 開催期間:2025-07-26〜2025-12-26
  • お問い合わせ:伊那市役所 教育委員会 生涯学習課 創造館 電話:0265-72-6220 ファクス:0265-74-6829 メールアドレス:szk@inacity.jp

昨年、公開した特別展「陸軍伊那飛行場とその時代」。
戦後80年の今年、新たな知見を得て第2弾の公開です。
今回は西箕輪に計画されていた第2飛行場についての事柄や、新発見の資料から判明した伊那国民学校の軍事工場転用計画など、新たに判明した事実を掘り起こします。

「昭和二十年度 國民學校関係書類」の中から発見した新たな資料。
そして、なんと練習機「赤とんぼ」のプロペラを展示します。

会 期 令和7年7月26日(土曜)~令和7年12月26日(金曜)
時 間 午前10時~午後5時(最終入場は午後4時45分)
会 場 伊那市創造館 1階 特別展示室
休館日 毎週火曜日休館
観覧料 無料


ご来館をお待ちしております。


2025年度 特別展「万国博覧会のガレ」

  • 場所:北澤美術館
  • 開催期間:2025-03-22〜2026-03-10
  • お問い合わせ:0266586000

■展覧会内容

科学と技術の進歩の時代といわれる19世紀。それを象徴する催しが、1851年にロンドンで第1回目が開催された万国博覧会です。最新の発明や発見、遠い異国の生き物や風俗が一大パノラマを展開する光景に、皇帝から庶民まで老若男女が目を見張り、興奮の渦に包まれました。

パリでは1855年から1900年までに5回の万博が開かれました。ガラス工芸家エミール・ガレ(1846-1904)はその機会を活かし、回を重ねる毎に成功を勝ち取っていったのです。
ジャポニスムの熱狂を体験した1867年、若き工芸家としてデビューを飾った1878年。エッフェル塔が建設された1889年に初のグランプリを獲得、1900年に再びグランプリに輝き工芸家としてのキャリアの頂点に立ちます。

本展では、20年振りに日本で開催される「2025年大阪・関西万博」にちなみ、万国博覧会出品作を中心にガレの活動を振り返ります。良きライバルとして競い合ったドーム兄弟による万博出品作、1925年のアール・デコ博覧会で脚光を浴びたルネ・ラリックの作品も、あわせて展示いたします。


■開催情報
会期:2025年3月22日(土)~2026年3月10日(火)
開館時間:9時~18時(4月~9月)、 9時~17時(10月~3月)
※最終入館は閉館時間の30分前まで
会期中の休館日:5/20、9/2、10/1、11/25、12/31、1/1、2/24
入館料:大人(高校生以上)1000円/中学生500円/小学生以下無料
団体(8名以上)各入館料より100円引

■会場
北澤美術館 
〒392-0027 長野県諏訪市湖岸通り1-13-28
0266-58-6000
https://kitazawa-museum.or.jp

==================================
【関連イベント】
■記念講演会『エミール・ガレ 万国博覧会への挑戦』
講師:池田まゆみ(北澤美術館 主席学芸員)
日時:2025年5月10日(土) 14時~15時
参加費:無料(要入館券)、申込み不要

■学芸員によるギャラリートーク
展示の見どころや作品について解説します。
日時:毎月1回(約30分)
※開催日時は当館ホームページの「お知らせ」、SNSに掲載します。
参加費:無料(要入館券)、申込み不要
          

■ワークショップ 『ミクロモザイクのアクセサリー作り』
イタリア発祥の伝統工芸。小さくカットしたガラスで模様を描き、アクセサリーを作ります。
講師:Eriko氏(ミクロモザイクcoloe 主宰)
日時:2025年7月19日(土)、8月24日(日)、9月20日(土)
   各日 ①10:30、②13:00、③15:00開始(所要60~90分)
定員:各回4名(予約優先・空席があれば当日受付可)
参加費:真鍮枠ピンブローチ または ペンダントトップ 各5500円
    木枠大ピンブローチ 4400円・木枠小ストラップ 3850円※すべて税込
※入館料は別途必要
※ワークショップ事前予約割引:入館料を大人500円、中学生300円に割引いたします。
(通常大人1,000円、中学生500円/当日入館時のWS申し込みは、通常入館料金)


エルツおもちゃ博物館2025秋冬展「おもちゃが灯すクリスマス」

内容:エルツ地方を代表する木のおもちゃ「クリスマスピラミッド」や「シュヴィップボーゲン」などの灯すタイプのおもちゃや、火をつけて楽しむ「パイプ人形」を中心に展示、光や木のあたたかみを感じられるクリスマスを展開する。このほか、オーナメントや、サンタのミニチュアやくるみ割り人形など、クリスマスを盛り立てるおもちゃの紹介も。

画像キャプション:シュヴィップボーゲン/Knuth Neuber

開館時間:【10月】9:30~17:00 【11月~1月】10:00~16:00 ※最終入館は閉館の30分前

休館日:【10月・11月】火曜日 【12月・1月】火~金曜日 ※12/24(水)~12/31(水)、1/2(金)は開館 ※1/13(火)~3/6(金)までは冬期休館

入館料:
【エルツおもちゃ博物館・軽井沢単館の場合】
大人 800円 中高生 550円 小学生 400円 
【軽井沢絵本の森美術館との2館共通セット券の場合】
大人 1,500円 中高生 1,000円 小学生 700円
※小学生以下のお客様は保護者の方と入館ください。
※小学生未満無料。


軽井沢絵本の森美術館2025秋冬展「魔法の絵本」

内容:「昔話の魔法」「魔法の使い手」「季節の魔法」の3つのテーマに分けて、魔法やキャラクターが出てくる絵本を、原画とともに紹介。「昔話の魔法」では、「白雪ひめ」「灰かぶり」といったグリム童話を中心にした魔法の場面を紹介。「魔法の使い手」では、魔法使いやサンタクロース、ピーター・パンといった存在に注目する。「季節の魔法」では、絵本から春夏秋冬それぞれの魔法を感じてもらう。幻想的な作風中心エロール・ル・ルカインの絵本原画を中心に、幻想的な絵本の世界に浸る。

画像キャプション:エロール・ル・カイン『魔法をかけられた学校 A School Bewitched』©1985 Errol Le Cain

開館時間:【10月】9:30~17:00 【11月~1月】10:00~16:00 ※最終入館は閉館の30分前

休館日:【10月・11月】火曜日 【12月・1月】火~金曜日 ※12/24(水)~12/31(水)、1/2(金)は開館 ※1/13(火)~3/6(金)までは冬期休館

入館料:
【軽井沢絵本の森美術館/ピクチャレスク・ガーデン単館の場合】
大人 1,000円 中高生 700円 小学生 500円 
【エルツおもちゃ博物館・軽井沢との2館共通セット券の場合】
大人 1,500円 中高生 1,000円 小学生 700円
※小学生以下のお客様は保護者の方と入館ください。
※小学生未満無料。


秋季企画展「記録された戦争の時代」

今年は戦後80年の節目の年です。アジア・太平洋戦争を経験した人々の数は急速に減少しており、当時の話を聴く機会は失われつつあります。殊に、兵士や義勇軍として戦った経験や満蒙開拓団の経験を語れる方はもうほとんどおらず、聴きたくても聴けないような状況となっています。近年は、伊那市内でも日露戦争の時代からの戦争関係の記録や満蒙開拓団に関する貴重な史料、日記や手紙などが博物館に寄せらるようになってきました。
今回の企画展は、こうした戦争が行われた時期の記録に注目し、人々が何を考え、どう生きたのかを振り返ります。一度戦争が始まってしまうとどうなるのか、また、平和とは何かについて改めて考えるきかっけにしていただきたいと思います。

会  期  令和7年(2025)9月13日(土)~12月14日(日)
開館時間  9時~17時(入館は16時30分まで)
休 館 日  9月16日・24日・29日、10月6日・14日・20日・21日・27日、
      11月4日・10日・17日・18日・25日、12月1日・8日
入 館 料  一般400円(20名以上の団体は1名あたり300円)
      高校生以下及び18歳未満無料
      ※ 身体障がい者手帳、療育手帳、精神障がい者保健福祉手帳を
       お持ちの方とその付き添いの方1名は入館料を免除
      ※ 9月27日(土)は開館記念の日にちなみ入館無料
主  催  伊那市教育委員会(伊那市立高遠町歴史博物館)
協  力  公益社団法人上伊那教育会、伊那市立東春近小学校、
      高嶋信一氏、橋爪鼎氏、橋爪昌代氏ほか


なんという目だ! ―北斎にはこう見える―

  • 場所:北斎館
  • 開催期間:2025-10-11〜2025-12-07
  • お問い合わせ:026-247-5206

生涯何万点もの絵を描いたという北斎は、凄まじい描写力の持ち主だ。同時に鋭い「目」の持ち主でもある。北斎が描く動物や植物は、今にも動き出しそうなほどの躍動感と生命力に満ち溢れている。北斎は空に渦巻く雲や、矢のように勢いよく降り注ぐ雨、雲間を一瞬で駆け抜ける雷などをも、自身の目を通し掴み取ることができる絵師だった。

読本挿絵などに見られる爆発によって弾き起きる凄まじい閃光の表現は、モノクロ作品であるものの、思わず目を覆いたくなるような眩しささえ感じさせる。これら作品に見られる狂いのないデッサン力、描写力には驚かされるが、それも北斎のものをとらえる鋭い「目」の賜物だろう。

この展覧会であなたもきっと口にしてしまうことだろう。「北斎の目はなんという目だ!」


企画展「村山写真室 生活と遺影」

村山写真室(むらやましゃしんしつ)は、富士見町在住の写真家・村山理世による制作活動です。村山は1983年に三重県に生まれました。京都造形芸術大学中退後、ファッションフォトグラファーのアシスタントを経て独立、2018年より村山写真室の活動を開始します。以来、身体と触れ合う物質としての写真が、私たちの生活にもたらす効用を研究し続けています。
その実践では、写真の工芸的側面が重視されます。ポートレイトを焼き付けた和紙、真鍮の写真立て、木工職人と製作する栗材の額縁――どのような素材や形を用いることで、写真とそれを見る/手に取る身体とのかかわりが豊かになるのか。その問いとともに、写真の物質性をめぐる探求が展開されます。
人々の喪失の経験に焦点を当てた「物の遺影」シリーズでは、故人の遺品や依頼者が手放すことになった私物の姿が残され、肖像に限定しない遺影のかたちが提示されます。様々な喪失を生きる私たちにとって、遺影は死者との確かな接点です。流れ続ける現在と止まったままの過去が日々のなかで滲み合い、ヴァルター・ベンヤミンが提起した「触覚的な受容」が生活者と写真の間で実現されることを、村山写真室は企図しています。
このたび八ヶ岳美術館では、村山写真室の撮影活動をご紹介します。様々な生活に溶け込む制作物が、現代の写真という文化を見つめ直すきっかけとなれば幸いです。

展覧会名称:八ヶ岳美術館企画展「村山写真室 生活と遺影」
会 期:令和7(2025)年9月20日(土)~12月7日(日)
主 催:八ヶ岳美術館、原村、原村教育委員会
協   賛:スワテック建設株式会社、諏訪信用金庫、株式会社イツミ、たてしな自由農園
入 館 料:高校生以上510円(460円)、小中学生250円(200円) 
※()内は20名以上の団体料金。諏訪6市町村内の小中学生は学生証や
       図書カードなどの提示により無料で入館できます。

【関連イベント】
●<鼎談> 村山理世 × 石垣純子(mountain bookcase 店主)× 平林壮太(八ヶ岳美術館)
日時:2025年9月21日(日) 11:00~12:00
会場:八ヶ岳美術館 第一展示室
参加費:無料(入館料別途)
予約不要

八ヶ岳美術館(原村歴史民俗資料館)
〒391-0115 長野県諏訪郡原7217-1611  
TEL&FAX:0266-74-2701
URL: https://yatsubi.com
担当:平林


企画展「mikagyota植物画展 Fenêtre(フネ―トル)」

mikagyota(ミカギョウタ)は、原村出身の植物画家・行田美香の創作活動名です。セロリ農家に生まれ育ち18歳で上京、2012年よりフランスのフローリストの巨匠として知られるクリスチャン・トルチュに師事しました。トルチュの「あらゆる自然を分け隔てなく愛し、美しく魅せる」という精神に共鳴し、2021年から植物画の制作を開始。正しさや美しさだけではなく物語が始まるような絵画を描きたい、あるいは植物好きの誰かが待っていた一枚の絵となればと願い、制作しています。いまの外の空気はどうなのかと季節にまなざしを向ければ、せわしない現代社会のなかでも心がすこし軽くなる、そんな思いから、うつりゆく季節はその創作にとってかけがえのないテーマとなってきました。
彼女の描いた植物の絵画を飾ったとき、そこにもう一つ、窓ができたように感じたという言葉に着想を得た本展では、各地に散らばる作品も集めて、春夏秋冬の窓(仏:fenêtre)が展示室に揃います。窓を覗き込めば様々な季節との出会いがあります。それぞれの季節と一人ひとりの思い出とが交錯し、内面に向き合う時間となれば幸いです。小さな絵画のなかに宿る植物と季節の魅力を、ぜひ覗きにお出かけください。
展覧会名称:八ヶ岳美術館企画展「mikagyota植物画展 Fenêtre(フネ―トル)」
会 期:令和7(2025)年9月20日(土)~12月7日(日)
主 催:八ヶ岳美術館、原村、原村教育委員会
協   賛:スワテック建設株式会社、諏訪信用金庫、株式会社イツミ、たてしな自由農園
入 館 料:高校生以上510円(460円)、小中学生250円(200円) 
※()内は20名以上の団体料金。諏訪6市町村内の小中学生は学生証や
       図書カードなどの提示により無料で入館できます。

【関連イベント】
■〈作家在館〉Artist Meet & Greet
画家mikagyotaが美術館に滞在し、ひとりひとりの鑑賞者とカジュアルにお話しながら制作のインスピレーションや描かれた植物の物語など作品について紹介する一日。
日時:2025年9月20日(土)・12月7日(日)11:00~15:30
会場:八ヶ岳美術館 第2展示室
参加費:無料(入館料別途)

【作家プロフィール】 行田美香 /Mika Gyota
八ヶ岳の懐、長野県原村の生まれ。父母はセロリ農家。18歳で上京し、2012年よりフランスのフローリスト、クリスチャン・トルチュ氏に師事。あらゆる自然を分け隔てなく愛し、美しく魅せる彼の精神は今の創作活動に大きな影響を与えてくれました。2021年、mikagyotaとして植物画の活動を開始。フローリストとして表現しきれなかった季節の現在地。そしてより多くの植物を扱いながら自然の楽しさ、美しさを伝えています。

八ヶ岳美術館(原村歴史民俗資料館)
〒391-0115 長野県諏訪郡原7217-1611  
TEL&FAX:0266-74-2701
URL: https://yatsubi.com
担当:塚崎


令和7年度企画展「『美しい村』の幻像(イマアジュ)」

  • 場所:堀辰雄文学記念館
  • 開催期間:2025-07-19〜2025-12-27
  • お問い合わせ:堀辰雄文学記念館 tel:0267-45-2050

 当館では、現在、令和7年度企画展「『美しい村』の幻像(イマアジュ)」を開催しています。
 本企画展では、堀辰雄の小説「美しい村」の世界を、堀の旧蔵書コレクション(書き込み入)や旧軽井沢の風景、文学者たちの書簡等と併せてご紹介します。
 会期中、関連イベントとしてさまざまな講座や会を開催します。みなさまのご来館とご参加を心よりお待ちしています。

開館時間:9時〜17時(入館は16時30分まで)
休館日:水曜日(※7/15〜10/31は無休)、年末年始(12月28日〜1月4日)
入館料:大人400円、小中高生200円(追分宿郷土館と共通)


開館30周年記念 絵の中の時間

  • 場所:サンリツ服部美術館
  • 開催期間:2025-09-09〜2026-04-12
  • お問い合わせ:サンリツ服部美術館 0266-57-3311

サンリツ服部美術館の服部一郎記念室では、これまでセイコーエプソン株式会社初代社長の服部一郎(1932~87)が蒐集した近現代の絵画作品をご紹介してまいりました。このたびはそのなかから時間をテーマに作品をご紹介いたします。
時間は私たちの周りを常に流れ、過去から現在、現在から未来へのうつり変わりとして意識されています。目には見えないため非常にとらえにくいものですが、絵画には時刻や瞬間、永遠など時間に関する様々なものが表現されてきました。
服部一郎は服部時計店三代目社長の服部正次の長男で、自身も将来経営に関わる身として時計の開発製造にも携わりました。彼のコレクションの中には時計が描かれた作品がいくつもあり、時計、ひいては時間というものに興味、関心を持っていたことは容易に想像できます。
本展では開館30周年を記念し、一郎に馴染みの深い時計をテーマにした作品をご紹介するとともに、絵画の中に表された様々な時間に注目して作品をご紹介いたします。形のない時間の表現をお楽しみください。


特別展 「陸軍伊那飛行場とその時代2 ~伊那に眠る巨大な戦争遺跡~」

  • 場所:伊那市創造館
  • 開催期間:2025-07-26〜2025-12-26
  • お問い合わせ:伊那市役所 教育委員会 生涯学習課 創造館 電話:0265-72-6220 ファクス:0265-74-6829 メールアドレス:szk@inacity.jp

昨年、公開した特別展「陸軍伊那飛行場とその時代」。
戦後80年の今年、新たな知見を得て第2弾の公開です。
今回は西箕輪に計画されていた第2飛行場についての事柄や、新発見の資料から判明した伊那国民学校の軍事工場転用計画など、新たに判明した事実を掘り起こします。

「昭和二十年度 國民學校関係書類」の中から発見した新たな資料。
そして、なんと練習機「赤とんぼ」のプロペラを展示します。

会 期 令和7年7月26日(土曜)~令和7年12月26日(金曜)
時 間 午前10時~午後5時(最終入場は午後4時45分)
会 場 伊那市創造館 1階 特別展示室
休館日 毎週火曜日休館
観覧料 無料


ご来館をお待ちしております。


2025年度 特別展「万国博覧会のガレ」

  • 場所:北澤美術館
  • 開催期間:2025-03-22〜2026-03-10
  • お問い合わせ:0266586000

■展覧会内容

科学と技術の進歩の時代といわれる19世紀。それを象徴する催しが、1851年にロンドンで第1回目が開催された万国博覧会です。最新の発明や発見、遠い異国の生き物や風俗が一大パノラマを展開する光景に、皇帝から庶民まで老若男女が目を見張り、興奮の渦に包まれました。

パリでは1855年から1900年までに5回の万博が開かれました。ガラス工芸家エミール・ガレ(1846-1904)はその機会を活かし、回を重ねる毎に成功を勝ち取っていったのです。
ジャポニスムの熱狂を体験した1867年、若き工芸家としてデビューを飾った1878年。エッフェル塔が建設された1889年に初のグランプリを獲得、1900年に再びグランプリに輝き工芸家としてのキャリアの頂点に立ちます。

本展では、20年振りに日本で開催される「2025年大阪・関西万博」にちなみ、万国博覧会出品作を中心にガレの活動を振り返ります。良きライバルとして競い合ったドーム兄弟による万博出品作、1925年のアール・デコ博覧会で脚光を浴びたルネ・ラリックの作品も、あわせて展示いたします。


■開催情報
会期:2025年3月22日(土)~2026年3月10日(火)
開館時間:9時~18時(4月~9月)、 9時~17時(10月~3月)
※最終入館は閉館時間の30分前まで
会期中の休館日:5/20、9/2、10/1、11/25、12/31、1/1、2/24
入館料:大人(高校生以上)1000円/中学生500円/小学生以下無料
団体(8名以上)各入館料より100円引

■会場
北澤美術館 
〒392-0027 長野県諏訪市湖岸通り1-13-28
0266-58-6000
https://kitazawa-museum.or.jp

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【関連イベント】
■記念講演会『エミール・ガレ 万国博覧会への挑戦』
講師:池田まゆみ(北澤美術館 主席学芸員)
日時:2025年5月10日(土) 14時~15時
参加費:無料(要入館券)、申込み不要

■学芸員によるギャラリートーク
展示の見どころや作品について解説します。
日時:毎月1回(約30分)
※開催日時は当館ホームページの「お知らせ」、SNSに掲載します。
参加費:無料(要入館券)、申込み不要
          

■ワークショップ 『ミクロモザイクのアクセサリー作り』
イタリア発祥の伝統工芸。小さくカットしたガラスで模様を描き、アクセサリーを作ります。
講師:Eriko氏(ミクロモザイクcoloe 主宰)
日時:2025年7月19日(土)、8月24日(日)、9月20日(土)
   各日 ①10:30、②13:00、③15:00開始(所要60~90分)
定員:各回4名(予約優先・空席があれば当日受付可)
参加費:真鍮枠ピンブローチ または ペンダントトップ 各5500円
    木枠大ピンブローチ 4400円・木枠小ストラップ 3850円※すべて税込
※入館料は別途必要
※ワークショップ事前予約割引:入館料を大人500円、中学生300円に割引いたします。
(通常大人1,000円、中学生500円/当日入館時のWS申し込みは、通常入館料金)