貴船神社の船形の山車
高遠の歴史を紹介
高遠町歴史博物館は、高遠湖と南アルプスの眺めが美しい場所にあります。自然とともに歩み、教育に力を入れて発展してきた高遠の歴史を大観することができます。常設展示は、まつり、桜、歴史、高遠の学、くらしの5つのテーマで構成され、貴船神社【きふねじんじゃ】の大きな山車、江戸時代の高遠藩、幕末から明治はじめの進徳館【しんとくかん】の史料、高遠焼など、貴重な資料を展示しながら高遠で大切にされてきた先人たちの思いを伝えます。
絵島が暮らした屋敷
絵島囲み屋敷【えしまかこみやしき】は、大奥【おおおく】年寄【としより】絵島が30年近く過ごした場所です。正徳【しょうとく】4年(1714)、絵島は大奥の権力争いのなかで、江戸から遠くはなれた高遠へ流罪となります。外とのかかわりを断たれ、紙や筆を持つことも禁じられ、日々読経の生活を送りました。絵島囲み屋敷では、絵島の間などを公開し、音声案内や藩と幕府とのやりとりについてまとめたパネルで絵島が暮らした様子を伝えます。
阪本天山考案の周発台(模型)
絵島囲み屋敷
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